”鬼滅の刃”と”ミーハー根性”

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ビジネス・マーケティング
鬼滅の刃の劇場版がめちゃくちゃヒット
してますね。

私も”フリーランスの特権”を活用して
4日目の月曜の昼に行ったのですが、
(混雑を避けようと思い)

え?平日の昼なのにコレ!?

という人気ぶりにビックリしました。

ちなみに、

ご存知の方も多いと思いますが
今、映画館は「完全・鬼滅の刃シフト」で
スケジューリングされてまして、

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ちょっと少なめの電車の時刻表
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くらいの間隔で上映されてます。
(1時間に1〜2本!)

それなのにこの人気ぶりはヤバいな、、、
と改めて鬼滅フィーバーを肌で感じました。

ちなみに、内容は

「映画館に観に行って良かった!」

と心底、思えるものでした。

ストーリーは、漫画で読んだ方はご存知の
”あのまま”なわけですが、

映像がとにかく
素晴らしく良かったです。

最後のエンドロールで、

「作画の担当をされた方々」
の名前がズラッと出ていましたが

「一体、どんだけいるねん!!」
と言う感じで、

あの2時間ばかりの映画を作る裏では、
作画担当の方が、とにかく膨大な数の絵を
描いていたのがよく伝わってきました。

当然、しばらくたてばDVD化されたり
Amazon PrimeやNetflixで見れますが

この作品はぜひ映画館の大スクリーンで
観るのを非常にお勧めしますね。

家のテレビだと、
インパクトが3分の1以下!

だと思いますので。

もちろん、内容も漫画同様に良くて、
恥ずかしながら「号泣」してしまいました・・・

実を言うと、”漫画の時点”で泣いてましたので
ある意味当然の結果でした。笑
(煉獄さんの生き様がカッコよすぎます)

で、

このまま終わってしまうとアレなので・・・
ちょっとDRMにも関係する話をしますと

この『鬼滅の刃』のフィーバーに対して

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ミーハー根性を出しているか??
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というのは、

マーケッターやコピーライターの”資質”
を見る上ですごく重要なんじゃないか?と

私の独断と偏見では思っています。

これだけ日本全国、老若男女を通して
流行っているにもかかわらず、

ーーーーー
・”この手のブーム”にぴくりとも反応しない人

・頑固一徹で意地でも見ようとしない人

・ちょっとだけ見て「つまらん」と断定し、
 分かろうとしない人
ーーーーー

という謎の天邪鬼タイプの人がいます。
(私の奥さんがそんな感じです!)

しかし、

それってすごくもったいないな〜と。

だってそうじゃないですか?

これだけのヒット作なんて
そうそう出てきませんよ。

こんだけ爆発的にヒットしてるんです。
この背景には、

「作品のクオリティが高いから!」

の一言では片付けられない、
時代の空気感、人々の集合意識との
何らかの”マッチング”があるはずなんです。

実際、

読んでいる方は分かるかと思いますが、

これ以前のヒット漫画の代表選手
であった『ワンピース』とは色んな意味で
明らかに世界観、価値観が変わってきています。

ワンピースは一言で言うと、

「俺は海賊王になる!!」

というビッグゴールを掲げそれに向かって
仲間を集め、邁進するサクセスストーリーです。

そして敵は「悪」であり、それをリーダーの
ルフィが最終的には「タイマン」でやっつけます。

しかし、

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『鬼滅の刃』の世界観は違います
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鬼は人間に害をなす悪い奴らではありますが、

実はその裏にはすごく悲しく、共感してしまう
ような”物語”を持った元は同じような人間です。

今回の映画で煉獄さんの「死因」となった
猗窩座(あかざ)もけっこうかわいそうな奴
だと後々、分かります。
(けっこう泣ける話です!)

”完全な悪”というものは存在しません。
(大ボスの無残さえも、ちょっと切ない存在)

バトルも強力な主人公が一人で頑張る!
スタイルではなく、

みんなで頑張るチーム戦、総力戦です。

ある意味、”男らしくない”戦い方なのですが
”鬼滅”の世界観では、卑怯もクソもありません。

こうした世界観はビジネスでも使えます。

実際、観察していると分かりますが

敏感なインフルエンサーやマーケッターは
こうした世界観、時代の空気感を
うま〜くビジネスに取り入れています。

こういった理由で、

私は”この手のヒット作品”が出たら
「無条件で乗っかる」というのは
重要なんじゃないかな?と思います。

ーーーーー
・ラグビーが流行れば見る!
・タピオカが流行れば飲む!
・鬼滅が流行れば読む!
ーーーーー

くらいのスタンスじゃないと、

マーケティングに携わる人間としては
まずいんじゃないかな?
とさえ思っています。

なので、

もし天邪鬼タイプの方で、『鬼滅の刃』
を毛嫌いしている人も勉強だと思って

今からでも「全巻読破」をして映画館にも
足を運ぶことをオススメしたいです。

何かしら得るものがあると思いますし、
何も得られなくても純粋に面白いです。


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