今話題のウッドショックの現状をバッサリ切った件

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こんにちは!
おっちゃんです

今日は一年以上前から続いている「ウッドショック」について、身の回りにも聞こえてきた、あまりいいことではないことをサラッと話します
裏ずけはとっていないので、あくまで噂話だという事で

そもそも「ウッドショック」って?

全世界で蔓延したコロナ感染のノックダウンなどで、外材の輸入が出来ずに物不足、当然価格も高騰して最高小売り価格で通常の最高4倍程度まで上がってしまった・・・というのが一年以上経ったいまだに続いているのがこの由来です

現在では細々と輸入されている外材で何とか間に合わせをしている状態みたいです
欧米などではコロナ対策はもうしていない国もあるので、そろそろ沈下気味だとは聞いてますが、便乗値上げや出荷の出し渋りと、今後の心配もありますね

今まで扱ったことのない輸入業者が木材を輸入しているかも?

ちょっと小耳にはさんだんですが、大規模なハウスメーカーさんは大きな倉庫を持っているから、在庫の木材も多く影響は少ないんですが、大打撃をくらったのが小規模のハウスビルダーさんや工務店さんです

在庫が持てない分、即座に打撃をくらいました
(*ちなみにうちは十数棟分の木材を問屋さんに在庫しているので問題なし
  しかも外材使わないので影響なしです)
そこに目をつけた、本来木材を扱ったことのない輸入業者さんがパイン材という木材を中心に輸入し始めたんです
パイン材というのは、北米や欧州で生産される松材ですが、節が多く柔らかいため衝撃に弱い特徴があります
また2×4材や角材も輸入しはじめたんです
コンテナに目いっぱい積んで船で港に入港、そこから材木問屋に運びます
本来材木は市場を通して問屋に入るという流れですが、この状況に便乗したお金大好きな人たちが動いています

材質に問題ありの木材でも輸入されてしまう状況

正規に木材を輸入している業者であれば、検品(木材を検査して良質かどうかを判断する事)したり材木そのものに品質保証をつけてくれています
ですが闇で輸入された木材はそうはいきません
躯体(構造体)を形成していい材木というのは、強度と衝撃に強い柔軟性をもっていなければ柱として通用しませんが、それを証明してくれるものが何もないんです
目利きのできる大工さんは、一目でわかりますがね

正規の輸入業者さんや、誠実に仕事をしている問屋さんは、こういう状態を泣けかわしく思っています

本来あるべき状況は日本の森林の育成では

林業、仲介業、市場、問屋、それぞれの思惑があって日本の林業は衰退してしまいました
これは全体を見ての事なので、いまだ主要産業が林業という地域もあります
ですが、大きくなればなるほど、思惑の幅も広がるんですね

テレビドラマのファーストペンギンみたいに、そういう蟠りを取っ払って日本の家は日本の木でっていう風になりたいもんですね

これをご覧の皆さんの中には近々住宅建築をお考えの方もいらっしゃると思います
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