(自分の性格なんて変わらない)
それは、決まっていることですか?
決定論とは、<原因があって結果がある>という考え方です。
決定論。
「哲学で、一切の事象、特に自由と考えられている人間の意志やそれに基づく行為は、何らかの原因によってあらかじめ全面的に決定されているとする説。(デジタル大辞泉)」
多くの人はこの考え方で物事を見てしまいます。
なぜかというと、世の中には決定論が蔓延しがちだからです。
先ず、1番に自分の思考に影響を受けやすいのは、
自分を育ててくれる人です。次に、周囲の人。
今までに、あなたはこんなニュアンスのセリフを聞いた事はないですか?
「あいさつは最低限のマナー」
「字が汚いと将来苦労するよ」
「あの大学出なら頭がいい」 などなど。
世の中には、上げたらキリがないくらい簡単に口にされる良く聞くフレーズがありますが、
果たして本当にそうでしょうか?
頭の良さには色々ある^^とあなたは思いませんか?
(その通り!)と思う方も多いでしょうが、
決定論のフレーズは、以外と根強い場合があります。
・決定論が思い込みになっている。
・潜在意識に根付く決定論と自我が、無意識に戦っている。
・決定論が蔓延していない環境で育った根っからの非決定論的思考。
・本当の自分の自論が確立している。
これらの場合では、決定論に対する反応には違いがでそうですよね。
・非常に当たり前と思い納得する
・決定論に怒りを感じ、鼻が膨らむも黙る^^
・そうかなぁとフラットである
・反論を冷静 or 感情的に伝える
などなどの展開になると想像出来ます。
では(自分は、決定論まみれで育ったから思考の枠が狭く頭が固いのは性格だ。変わりようがない)と思うのも決定論です^^よね。
だって、人格・性格は変わるから。
なので、人を理解する為に、
これから<人間の人格>というものを解体していきます。
人の人格は、3つの部分に分かれています。
・親から得たもの
・大人になって得たもの
・子供の時から持っているもの で形成され、
特に問題がない時は、3つの要素がそれなりにまとまって機能しますが、
何か問題が起こると、強く反応する部分があります。
それが、思考の癖です。
その思考の癖から思考が起こり、その人の行動がパターン化されやすくなっていて、その人の人格に影響しています。
なので、癖になっている思考が、自分の人格・性格に関わっていているので、
その思考の癖に、柔軟な考え方。をプラスしてみる為に、
・興味のある経験を自分が得る。
・子供の時の自分が持っていたものを活かす。
この二つにフォーカスしてみましょう。
自分を知って、あなたらしいあなたになって行きましょう!
実は、人格を形成するこの3つの要素が基準となっている自分の性格に、
5つの側面があると知ると、自分の性格傾向がなんとなく見えてきます。
次回に続きます。