好評をいただいております個性心理學による、戦国武将のキャラクター分析の第3回目は、
信長、秀吉と続きましたので、三英傑最後のこの人
江戸時代260年の礎を築いた
“徳川 家康”
にスポットを当てます。
豊臣秀吉は猿と呼ばれていたのと言うのは、前回お話ししました。
そして、徳川家康と言えば
“たぬき親父”
と呼ばれていたのもあまりにも有名な話。
と言うことは、やはりキャラクターは
“たぬき”
なのかと思いきや・・・
「52統率力のあるライオン」
なんか、ちょっと残念な感じが・・・。
そして、このキャラクターの性格は、
“外面的にはあまり自分の意志や感情を出さず、相手の言い分をおとなしく聞く謙虚で穏和な印象です。
けれども、自分の考えには絶対の自信あり。最初は相手とイープンな立場で接しながら、だんだんと自己主張してリーダーシップを発揮していきます。
独断的とも言えますが、何ごとも冷静にこなし、自分にも他人にも厳しいので、人からは信頼されるでしょう。
でも本当の姿は、警戒心が強く、人間嫌いで孤独を愛する人。叙情的な感性のもち主で、自然や芸術を好みます。” ※動物キャラナビから抜粋
とあります。
“外面的にはあまり自分の意志や感情を出さず、相手の言い分をおとなしく聞く謙虚で穏和な印象です。”
これなど、幼少期から人質として今川家に送られ、信長に同盟し、秀吉には臣従していた、家康そのものですよね。
そして、秀吉が死去すると段々と独断的にリーダーシップを発揮し、関ケ原の戦いで石田三成を破り、大阪の陣で豊臣家を滅ぼし、幕府の統治体制を盤石なものとしていき、将軍職を秀忠に譲り駿府城に隠居した後も、「大御所」として政治・軍事に大きな影響力を保持しました。
そして、亡くなった後も幕府の事を心配し、お墓を久能山、日光と変えていきます。
ただし、お墓の向きは西向きにしたのは、西国の大国に対し睨みを利かせるためとの遺言だそうです。
まさに警戒心のかたまりのようですね。
そして、統率力のあるライオンのリズム(宿命)は
“草花”
キーワードは、
社交家
人気者
統率力のある
相手に合わせる
八方美人
等があります。
特徴は
•野に咲く一輪の花。自分はひっそりと咲いていたいが、自然と人気者になる
•目に見えている、部分は、風に揺れるが根の部分は広く張っているので頑固
•誰とでも仲良くできる協調性にとんだ社交家。周りの空気を素早く察知し、人間関係をうまく築くことが出来ます。
などなど。
家康にあてはめると、
家康の周りには、徳川四天王と呼ばれる各分野のエキスパートである側近中の側近がおり、いつも家康を補佐していた。
誰とでも仲良くできる、相手に会わせられるところから、たぬきが化けて他人に合わせ取り入ることが出来る等で“たぬき親父”と呼ばれていたのではないでしょうか?
あくまで推測の域は出ませんが、こういう検証をしていくと、ワクワクしてきませんか?
興味のある方は、是非個性心理學を学んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。