個性心理學による、戦国武将のキャラクター分析(第2回目)

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今回、個性心理學による、戦国武将のキャラクター分析の第2回目は、

日本初の天下統一者!

豊臣 秀吉

にスポットを当てます。

豊臣秀吉と言えば織田信長から、

“猿っ!!”

と呼ばれていたのは有名な話です。

そして、
豊臣秀吉の本質のキャラクターは

『9大きな志を持った猿』

まさに、猿なのです。

こんなにぴったりくる人物は珍しいです。

このキャラクターの性格は、

旺盛な好奇心で何ごともクリア。まじめすぎて人づきあいは苦手
いろいろなことに興味を抱き、積極的に取り組みます。
それを苦労と思わないのは、何に対しても素早くコツをつかみゲーム感覚で楽しむことができるから。
かた苦しさを嫌い、楽しく過ごすのが大好きな一方、警戒心が強く神経が細やかなので、人といると疲れがち。
まじめで他人に迷惑をかけたくないと思い、頼ったり甘えたりできません。自分の選んだ世界では、周りなど気にせず邁進し、一流のプロにのぼり詰める可能性を秘めていますが、結果をあせるのが弱点。(※動物キャラナビから抜粋)

とあります。

秀吉は農民の出ですが、出世したいと大きな志をもち、信長の家臣となり一生懸命信長に仕え、功績を上げていきます。

猿の個性は

“いろいろなことに興味を抱き、積極的に取り組み、それを苦労と思わないで、素早くコツをつかみゲーム感覚で楽しむことができる。”

まさに、信長に仕えていた秀吉そのものですね。

また、その出世の方法もそれまでの武将とは違っています。

それまでの出世と言えば、戦で武功をあげるが常でしたが、
秀吉は信長のためにと色々なことにチャレンジします。

例えば、
・信長の草履をあたためたり、
・「一夜城」としての逸話が残る墨俣城を築いたり
・浅井・朝倉連合軍との戦においての撤退劇である金ヶ崎の退き口

など、戦での功績ではなく、戦略面での貢献により出世していくのです。

そして、どれもゲーム感覚で楽しんでいるように感じられます。

また、人たらしとしても有名な秀吉ですが、

愛嬌もあり無類の明るさがセールスポイントになります。
これも猿の特徴ですが。

そのもとには、竹中半兵衛、蜂須賀小六など沢山の有能な武将が集まってきました。

このように「人」を動かして自らが出世してゆくのです。

そして、主君の信長が本能寺の変で倒れると、中国大返しで明智光秀を倒し、信長の念願であった天下統一を進めていきます。

ここまででも、猿のキャラクターの特徴が明確に出ています。

それは、

『猿まね』

と言われるように、

目標とする人がいれば俄然力を発揮し、目標の達成に突き進みます。

秀吉は、信長の天下を統一すると言う目標を引き継いで実現していきます。

自分のキャラクターの形容詞でもある、『大きな志を持つ』からもわかるように、目標が大きければ大きいほど、努力を惜しまずブレずに進んでいきます。

ですから、天下を統一するまでの秀吉の行動力は本当に素晴らしく、本能寺の変から7年後小田原の北条氏を滅ぼし天下を統一しました。

しかし、天下を統一してからの秀吉は。人が変わってしまったような振る舞いをするようになります。

これは私の見解ですが、

天下を統一してしまった秀吉には、次の目標を真似れるだけの人が周りにいなくなってしまったことが、大きな原因ではないかと思われます。

猿のキャラクターは、四柱推命で言えば小学生です。

そして真似るのが得意です。

それが、天下のトップになってしまい真似る人がいなくなったら、行動がおかしくなっていきました。
⑨大きな志を持つ猿のリズム(宿命)は信長と同じ

“海洋”

リズム(宿命)が一緒なので、信長も秀吉を可愛がり重用したのではないでしょうか?

2人とも、壁が高ければ高いほどやる気が出てがんばるタイプであり、既存の物を破壊する個性です。

だから、信長の行動が周りには理解できなくても、秀吉には理解できたのではないでしょうか?

仮に信長が天下を統一するまで生きていて、その後を秀吉が引き継いだなら、もしかすると徳川260年の時代なかったのではないかとも思えます。

そう考えると、天下を統一するまでの秀吉と、統一後の秀吉の振る舞いが違いすぎるのが残念で仕方ありません。

このように個性心理学に基づいて検証をすると、史実では語られない一面が見えてきます。

こういう検証をしていくと、ワクワクしてきませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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