ココナラの鎖国方針につらつら思うこと

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コラム
ゴールデンウィーク始まりましたね。お休みの方もお休みでない方もご健勝で過ごされていますでしょうか?私は自堕落な日々を送りつつも、お客様のご依頼を実現しようとあれこれ頑張っております。

さて表題の話、ココナラの出品者・発注者のいずれでも早々に衝突する壁の一つです。ココナラでは規約としてココナラの外での交渉(Zoom、GoogleMeet、LINE、直接打合せ、電話等)を厳に禁じています。
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私は出品者がメインですのでお客様と事前の要件整理などをしている最中にお客様から度々Zoomで会話したい旨のご要望を受けることがあります。勿論私は規約上対応出来ないため、ダイレクトメッセージ、トークルーム、ビデオチャット機能で代替させて頂きたいようお伝えしています。

でも、お客様の立場に立ってみると「そうは言っても文字だけのやり取りでは伝わりにくく煩雑」「ビデオチャット機能は他の会議ツールより機能的にかなり貧弱だし、そもそも契約していないダイレクトメッセージでは使用出来ない」という面もあるのです。

正直言って自信を持ってそちらに誘導できる訳ではありません。内心「申し訳ありません。仕方ないんです。勘弁して下さい。」と頭を下げながらお答えしているのが実情です。

ココナラの立場も理解は出来ます。外で勝手に直接交渉されたら経緯の管理や担保が出来ません。また、下世話な話しですが直接交渉されたら仲介者としてマージンを取ることが出来なくなり中抜きで関係が完結してしまいます。出品者としても、支払い拒否、交渉中トラブルなどのリスクを全て被るというのは避けたい事態ですし、ココナラ自体の信頼性、集客性の傘に入って得た顧客を引き抜いてしまうというのは仁義にもとる行為であるとも思います。

それはそれとして、この鎖国政策で最近「あちゃー!これはやり過ぎじゃないの?」と思うこともありました。
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このココナラブログは外部のURLへのリンクを一切許可しないのです。前回の記事で、気象庁のサービスのURLを貼り付けようとしたらアラート(警告)が出て保存が出来なかったのです。

ブログと言えば、リンク或いは引用参照という、WWW始まって以来の基本的且つ絶対的な要件と認識していたので、このアラート(警告)の意味を理解出来るまで結構時間がかかりました。

確かに外へのリンクを許可すれば外部交渉をする切っ掛けになるかもしれないし、せっかくココナラに集めたPVが外へ流出していくことで収益性に影響が出るのかもしれません。

しかし、これは流石に酷いと思いました。ブログを作るということはそこに付加価値を作ると言うことに他なりません。ただ、そこをエンドポイントにするということではありません。既にWWWには有益な情報が大量に存在していて、時々刻々、毎秒、増えていっているんです。そのリソースを参照させることにネガティブになり、鎖国を徹底させるというのはココナラにとっても不利益になってしまうと言うことを運営の方々にもご認識頂きたいです。

これを単に規約に反発的と捉えるのではなく、もう少し柔軟に考えるようにすれば、ココナラはもっと過ごしやすくなりますし、自由闊達な書き物が増えていくと思います。前向きにご検討頂ければ幸いです。
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また、この内容が他の出品者、購入者の方の琴線に触れ、こういった共通の話題でお話が出来る機会があると嬉しいと思います。

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