完全なる球体の磁石

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私は10代のころ、完全なる球体の磁石が存在したらN極とS極はどうなるのだろうかと馬鹿みたいに何日も考えこんだことが有ります。
物理の知識など、まったく皆無な頭で思いついた妄想は…
磁力が無くなるのか?永遠に不規則に回転しだすのか?磁力が球面全体で放射するのか?浮くのか??… 
そんな程度の低い妄想ばかりでしたが(笑)

結局、円周率が割り切れないということは、完全なる球体は存在しないということで、モヤモヤとした気持ちを納得させました(苦笑)

その後、気学を学び始めて、陰陽という哲理を知って思ったのですが…
完全なる球体の磁石が存在しないということは、どんなに磁石をまん丸い球体に近づけても、どこかに微妙な偏りが生じて、その偏りの頂点を起点としてN極とS極は必ず球面のどこかに生じるというものです。

これを別の見方で捉えると、陰(S)と陽(N)というものは、絶対に消えることのない引かれ合う永遠の関係性だということです。
そして、永遠に完全な球体にならないということは…
円満とは儚りものであり、陰陽(物事)とは常に引かれ合ったり、反発し合ったり、交じり合いながら、六白金気(乾)の象意のように永遠に動くこと止まないものであり、それは万物の生きる真理の現れそのものだと思うのです。

陰と陽とは、即ち…男と女、光と影、善と悪、天使と悪魔、表と裏、生と死、動脈と静脈、息を吐くと吸う、太陽と地球、北極と南極、利と害、貧と富、色の始まりの白色と色の終わりの黒色などであり…
これらの関係性は陰陽そのものであり、物事の成り立ちは全て陰陽が交わり成り立っているのだということを、完全なる球体の磁石を妄想して思った次第であります。。
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