世界一のデザインファーム IDEOに仕事を学ぶ

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ビジネス・マーケティング
ビジネスクリエイティブの松丸です。
主に「ビジネス代行・コンサル・士業」で、ビジネス資料の作成をさせてもらってます。

今日は世界一のデザインコンサルティングファーム・IDEO(アイディオ)に、仕事がうまくいかないときはどうしたらいいかを学んでみたいと思います。

IDEOとは

まずIDEOとは何か。
AppleのMacintoshの原型であるLisaのマウスをデザインしたことで名高いデザイン会社です。
1991年設立。
以前から斬新な製品デザイン(プロダクトデザイン)で有名でした。
といっても、他に何を作っていたかぱっと思い出せないんですが、自分的に印象的だったのはauの名作ガラケー、INFOBAR。

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デザインした深澤直人氏はIDEOjapanを立ち上げた人と知ってなるほど〜!と思った記憶。
人間工学を取り入れた美しく有機的で、目にも体にもしっくりくる先進的なプロダクト。IDEOのイメージ通りでした😊

現在のIDEOは、主要な事業をプレダクトデザインのUX(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)の設計やコンサルティング、教育の分野にシフトしています。
現在のIDEOがもっとも重視するのは「体験」。

素晴らしい製品やサービスはすでに世界にたくさんある。
しかし、人間はそれを使いこなせていない。

というのが現在のIDEOの哲学です。
いや、これすごいわかる。サービスと自分とお客様の間には結構深い溝があるんですよね。

現在ではIDEOは「デザイン思考」を提唱する企業として有名ですが、デザイン思考は簡単にいうと「問題解決」のためのデザイン的な手法。
つまりうまくいかないモノ・コトを立て直す時に有効なのがデザイン思考、ということになります。

モノ・コトがうまくいかないとき

出しているサービスがうまく回ってないと感じるのであれば、IDEOの教えてくれる以下のことを試してみてほしいと思います。
これが自分で回せるようになると、コンサル料を抑えつつ、売れるようになります。
ココナラですと得られる情報に限りがあるのでアレンジが必要となりますので、IDEOの教えとココナラアレンジ例をまとめておきますね。

①ユーザーの行動を観察する
ココナラはここが一番難しいですね。ユーザーの挙動は公開されないので。
なので、可能な形にアレンジしていきます。
ここは知人にお願いして、サービスを見てもらいましょう
結果は、あなたが直接聞くのではなく、Googleフォームにアンケートを用意して書き込んでもらいます。
エクセルにまとめるのもいいですね。
率直に答えてもらいたい旨も伝えましょう。
5〜10人に見てもらえればかなり意見が集まります。

②アイデアを出す
①で問題が明確になったら、それを解決するためのアイデアを出していきます。
サービスの説明文がわかりにくい、サムネイルが目立たないなど、人に「率直に意見を聞かせてほしい」を前提に書いてもらうと、本当にあらゆる角度から問題が出てきますので、一つ一つ検証し、思いつくアイデアを全部書き出していきます。

③プロトタイプを作る
②で出てきたアイデアを形に落とし込んでいきます。
サービスの説明文がわかりにくい→説明文を書き直す
サムネイルが目立たない→サムネイルの色味を変えてみる、文字を大きくしてみるなど。

④試行錯誤する。
テストを繰り返して仕上げていく段階です。
大切なのは問題を指摘してくれたユーザー(を模した知人)に解決方法までは聴かないこと。
サービスの説明文がわかりにくいって、どこがわかりにくいの?と聞いてしまうと、無理やり答えを捻り出されてしまうかもしれません。
相手に詳しく教えてもらう前に、まず自分がその指摘を受け止めてみる。
どうしてもわからないときは第三者に意見を聞いてみると、視点を高く保って問題解決にあたることができます。
試行錯誤のプロセスすべてを財産にしてくださいね。

まとめ

観察・アイデア出し・プロトタイプ作成・試行錯誤は、デザイナーの行う問題解決法の基本になります。
なぜこの問題解決方法を参考にしてほしいのかというと、これは現実に問題を解決する際の、すごく応用力の高い方法だから。

自分のオリジナルのサービスを世に出してみるってすごく楽しいことです。
同じように、自分で問題を解決してみるということもとても素晴らしいことなので、ぜひぜひ、このIDEOの手法を試してみてください。

私も自らの身を振り返り、1月中はサムネイルのリデザインに取り組む予定です。少しずつでも😄

テンプレートっていうのも試行錯誤の結果の一つ
どうしたら少しでも楽にきれいに早く資料が作れるかなあと試して試して出来上がりました。




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