自分を必要としている人

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コラム
自分にない長所や考えを持った相手、自分とは正反対の正確の相手に惹かれることを心理学では「相補性の法則」と呼びます。

自分では短所と思うことが、求められる場面や考え方で長所になります。

せっかちな性格なため、失敗するときもあります。
でも、急いで対応しなければいけない仕事では、
せっかちな性格が、行動力があると評価されます。
ですから次のように、
・長所:「一途な」人は、
・短所:「頭がかたい」人。
・長所:「思考が深い」という人は、
・短所:「判断力がない」人。
・短所:「飽きっぽい」という人は、
・長所:「好奇心が強い」人。
つまり、短所は長所なのです。
加えて、人は相手の短所(欠点)を魅力と感じるものです。


自分との違いにより、深く関わる過程で、相手の考えを理解できず、
ケンカになるかもしれません。

しかし、
自分にないものを持った相手とパートナーになることで、
助け合ったり、良いところを吸収し合ったりして、
人間的に成長することができます。

「普通はこうだよね」とパートナーの考えを否定したくなったときは、
「なるほど。そういう考え方もあるね」という言葉に置き換えてみるといいかもしれません。 

「私はこう思うけどあなたはどう思う?」と、
相手の考えを引き出してあげると、分かり合えた分だけ、
お互いにオンリーワンの存在になることができます。

人は、欠点のない完璧な人には惹かれません。

なぜなら、自分が活躍する場面がないからです。
人は自分を必要としている人に惹かれるからです。

価値観の違う相手だからこそ楽しいこともあり、
それが恋愛や夫婦関係の醍醐味(だいごみ)でもあります。


* 次回予定は、「性格の不一致」はベスト?(仮称)です
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