日本の挨拶は少し寂しいです

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コラム
はじめまして!hekoと申します(^^)

私は少し前まで海外を拠点に置いておりました。
ヨーロッパ諸国とタイのバンコク、プーケットにいることが多かったです。

しばらくして日本に戻ってきて気づいたことがあります。
日本って挨拶する人、頻度少なくないか?って。
挨拶するにしても何か少し物足りないというか、寂しいなと。

仕事で会社に行くと「おはようございます」「お疲れ様でした」や、学校でも「おはよう」みたいなやりとりは多少あります。
近所の顔見知りにも会えば挨拶はします。

でも海外に行くと知らない人にでも当たり前のように挨拶をします。
例えばお店の店員さん。
日本の場合、店員さんから「いらっしゃいませ〜」と声をかけはしますが、お客さんの方は基本無言ですよね。やっても少しお辞儀するくらい。(お辞儀も挨拶と言えばそうですが)

タイにいた時はいつでも「サワディークラップ」と1日に何回も誰かと挨拶を交わしていました。
店員さんとも挨拶から会話が続くなんてこともしばしばでした。

日本にいた時は特に挨拶の頻度なんて気にもしていませんでしたし、何なら店員さんに話しかけられることが億劫に感じることも多かったです。

日本で店員さんと話す時って大体はそのお店の商品の話とかですよね。
でも海外のお店だと普通に日常会話とかします。調子どう?とか、ご飯食べた?など。
海外にいたときは挨拶から友達ができたこともよくありました。

日本の場合お客様は神様とか、おもてなし精神みたいのがあるので、どうしても店員さんとお客さんの間に上下関係みたいなのが生まれちゃうんですよね。(これが日本の接客マナーが素晴らしいと言われる所以でもあると思いますが)
でも海外ってそういうのがないから店員さんともフランクに会話できるんです。

日本で挨拶というと定型というか、あまり挨拶自体に大きな意味がないというか・・・うまく言えませんが、挨拶するしないで何かが変わるってことはない気がするのです。あくまでマナーです。
「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶の後に続く会話を膨らませようという定型文がないですよね。

どういうことかというと、英語だと「Hi」や「Hello」の後に「How are you ?」「How's it going ?」「What's up bro ?」みたいに相手の調子を尋ねる文章が続きますよね。

タイ語でも「สวัสดีครับ สบายดีไหม?(サワディークラップ サバイディーマイ?)」と調子はどうですかと尋ねる文章が続きます。

海外では挨拶から会話が弾み、何かが始まることが多いにあるんですよね。だから挨拶するし、話したいと思えます。挨拶は大事なコミュニケーションツールです。

そんな海外に比べて日本が別に良いとか悪いの話ではなく、何か少し寂しく感じる今日この頃です。




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