なぜ腹式呼吸?

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コラム
坐禅だけに限らず
心を落ち着かせるためには
腹式呼吸が大切ですよ
ということを聞いたことがあるという方も多いと思います
ではなぜ腹式呼吸が大切なのか

そもそも坐禅で言うところの腹式呼吸とは
自分のおヘソの下5㎝ぐらいのところ
丹田を意識して呼吸をする
丹田から息を吐き切るように絞り出す
丹田に空気を取り込む
カエルと牛のお話しのように
丹田を膨らませるイメージ
内臓に酸素をいきわたらせる
そんなイメージを持っていただくと
良いかもしれません

ではなぜ丹田に意識を向けるのかというと
人は焦っていたり、怒っていると
呼吸をだんだん上のほうでしてしまう
最初はミゾウチあたりで呼吸していたのが
胸で呼吸をし
激怒するころには肩で呼吸をしてしまう
怒り心頭に発する
とは本来の意味は違いますが
怒りの心はだんだん上へ上へと上がってくるのではないでしょうか
『おいおい、言葉の使い方を間違えているぞ』
と怒らず
まあまあ落ち着いて

日々の中でも
突然気持ちを落ち着かせなくてはならない時
というのは多々あるもので
運転中、他の車、歩行者などに腹を立てる
また、
この時期、新入社員研修などで突然の発表など
予期せぬ場面で心を落ち着かせる時
丹田を意識して下さい

私もお通夜、ご法事などにお伺いした時
今日の参列者は100人、200人と言われる時があります
最近は、ネット中継される方もいらっしゃって
ネットの先では何人が見ているんだろう
沢山の人の前でお話をしないといけない
そんな時も丹田を意識し
最初はゆっくり目にお話をして
途中何度か『丹田、丹田』と意識を持ち
最後のほうではある程度落ち着いて話せるものです

肩で息をしてませんか
余談ではありますが
私の場合
丹田を意識して、内臓に酸素をいきわたらせるように
お腹を膨らませる事でお通じが良くなるような気がします
あくまでも私の感覚ですので絶対ではないです

ということで
今回は腹式呼吸が大事ですというお話し
次回は
瞑想についてちょっとだけお話しします
いつも最後までお読みいただき
ありがとうございます
皆さんの楽しい人生を送るための一助になれれば幸いです
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