捨てる

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捨てる

今回の内容は捨てるについて書いていきます。

最近部屋を片付ける方法といった内容の本もたくさん出ており、ちょっとしたブームになっているようです。
部屋を片付けるということは必要の無い物を捨てたり、収納場所を考え整理したりする作業を行います。
当たり前のことですが、必要の無い物をいつまでも持っている理由は色々とあるとは思いますが、捨てようと思ってもずっと捨てていなかったからあるのです。

必要の無い物を捨てたり整理をしたりするという行動をすることにより、これまでしようと思っても出来ていなかったことを新しく行動するという意識ができるということです。
人は変わろうと思っても少しの変化ですら無意識に抵抗してしまうことがあるのです。
そう考えると、思い切って必要の無い物を捨てるという行動をしたということだけでも変化を既に始めているということになります。

また実際に物を捨てることにより視覚的にもスッキリとした状態になります。
スッキリと片付いた部屋にいるだけでも気持ち的に変わっていくことができます。
それだけこれまでとは違った景色や感覚が味わえることになるのです。

他にも物を捨てるということは、物に対する執着から離れるということになります。
大きな悩みを持っている人はいつまでも過去の経験から離れることができなかったり、未来に対して必要のない不安から離れるができなかったりしているのです。
その何かに執着をしている習慣を現実に存在しているものなのか必要のない思い込みなのか違いはあるかもしれませんが、自分を変える大きな一歩として役立つのです。

また捨てなければ新しいモノは入ってきません。
部屋にも容量があります。
ずっと物が増え続けてもいつかはパンクしてしまうのです。

ヨガではまず呼吸をゆっくり吐くことから始まります。
吐ききることで体内にある不必要な二酸化炭素を出せば、必要とされる酸素が全身にいきわたり、細胞の活性化を促し新陳代謝を高めてくれるのです。

他にも「出入り口」という言葉があるように先に出口がくるのです。
「入り出口」とは言いませんよね。

こういったことからもしあなたが、いつまでも過去の経験から離れることができなかったり、未来に対して必要のない不安から離れることができなかったりしているのであれば、まず捨てることをお勧めします。

あなたの中で無意識に過去の失敗をいつまでも何度も繰り返し思い出し続けていませんか?
また起きていないことを絶対に起きるんだと勝手に想像していませんか?

そんな思い込みを少しでも整理し捨てて(手離して)いくのです。
最後に部屋を片付けるということは実際に部屋が綺麗になるだけではなく、心の変化を促し、また過去の自分への決別といったことが大きな効果だと感じます。



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