ハラスメント

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ハラスメント

今回の内容はハラスメントについて書いていきます。

ハラスメントという言葉を聞いたことがありますか?
ハラスメントとは、嫌がらせ・イジメという意味で、英語では苦しめること・悩ませることです。

ハラスメントでピンと来ない人は、セクハラやパワハラやモラハラという言葉を聞くとわかるかもしれません。
セクハラはセクシャルハラスメントの略語で性的嫌がらせという意味で用いられます。

パワハラというのは、パワーハラスメントの略語で組織における立場を利用し、上司などが職務権限を使い嫌がらせをするという意味で用いられます。

モラハラというのは、モラルハラスメントの略語で暴力は振るわず、例えば悪口を言ったり、無視をしたりと言葉や態度で嫌がらせをする意味で用います。

他にも、アカハラ(アカデミックハラスメント)は大学などの学内で、教授や教職員がその権力を濫用して学生などに行う嫌がらせもあります。

身近なところでは、アルコールハラスメント(アルコール飲料に絡む、嫌がらせ全般を指す)、カラオケハラスメント(カラオケで強制的に歌わせる)、スモークハラスメント(受動喫煙を避けられない状況を強いられることや、逆に嫌煙家が行き過ぎた煙嫌いで使われる)など他にもたくさんあるのです。

このハラスメントはどれも細かく分類されているだけで、大きく分けると含まれてくる部分があります。
問題なのはいじめと同じで、いじめか否かの判断は、被害者の立場に立って判断するということです。
被害者の立場に立つというのは非常にわかりにくい判断になります。
同じことを同じ人に違う人が言ってもハラスメントになったり、またならなかったりということもあります。

例えば、あなたが尊敬している上司に仕事のことで怒られたとき、あなたは会社や上司のことを考え期待に応えようと頑張っているような状態であれば、それはハラスメントではなく叱咤激励として受け止めることができます。
前述したように同じような状況で、もしあなたが仕事のことで思い悩んでいる状況であったなら、肯定的に叱咤激励と受け取ることはできず、ハラスメントとして感じる場合もあります。

こう考えると行為を行う側の人は、コミュニケーションを円滑に取っておくことが大切なこととなります。
また行為を行われる側の人も適度な感情のコントロールを普段から行うことにより、些細なことで不必要な感情に振り回されないように心掛けておくことも必要です。

最後に限度というのに線引きは難しいかもしれませんが、もしそういった限度を超えたハラスメントの行為で悩むことがあるようでしたら、できれば専門家に、それが難しいのであれば身近な人に、早めに相談することをお勧めします。


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