健康とは

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健康とは

今回の内容は心の健康について書いていきます。

世界保健機関(WHO)では、「健康とは、完全な身体的、精神的、社会的な良好なある状態のことであり、それは単に病気や虚弱でないという状態だけではない。」とあります。
最近でこそメンタルヘルス(心の健康)という言葉をよく聴くようになりましたが、心の健康を意識をするよりも、身体の健康にしか意識ができていない人が多い感じがします。

多くの人は身体の健康にはかなり興味を持ちたくさんの情報を得たり、実際に様々な健康法を試されているではないでしょうか。
なぜなら身体的な健康は痛みを伴ったり、また直接的に死につながることがあり得るからです。
しかし、精神的、社会的な部分が健康でなくても直接的に死につながることはありません。
人は最優先させることを最も集中し意識し、その次にくることはあまり意識をしない傾向にあります。

メンタルヘルスとは身体的な健康も含みますが、それよりも精神的な健康や社会的な健康の部分を意味しています。
精神的な不調とは、心因性と呼ばれるものでその代表とも言われるのがうつ病です。
他にも急に強いストレス受けると発症してしまう心的外傷後ストレス障害(PTSD)などが有名です。

社会的な健康とは、人間関係の良好さはもちろん、経済的な部分も含みます。
つまり、過剰なストレスを感じないような生活をおくることが社会的な健康につながるのです。
メンタルヘルスとは、心の健康といわれていますが、精神的な健康はもちろん、身体的健康や社会的な健康をすべて含めたことを言うのです。

次に「健康とは一体何か?」というところになりますが、この部分は世界保健機関(WHO)でも明確に表現はされていません。
そのためこれは私の考えになりますが、健康の概念として共通していえることは、「自由」が健康の概念につながるのではないかと考えております。
例えば、身体的不調で風邪をひいたとします。
そうなると熱が出たり、身体がダルくなったりで健康な状態のときと同じ生活はできなくなります。

精神的不調であれば、うつ病になれば元気なときと比べるとやる気が失せ、いつもならできることもできなくなります。
社会的な健康も円滑な人間関係がなければ、自分の言いたいことも言えず我慢しなければなりません。

どの状況もいつもできる当たり前のことができない状況になっているのです。

つまり健康とは、自分にとっていつも当たり前のことができる、何の制限を受けることなくできる「自由」のことではないでしょうか。
健康であれば何でもできますよね。
心の健康ということについて、もう一度考えなおしてみてはいかがでしょうか。


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