コミュニケーションスキル
今回の内容は、たくさんのコミュニケーションスキルの中から代表的なスキルを説明していきます。
まずコミュニケーションスキルというのは相手との無意識の信頼関係を作り、相手の高感度を上げていくことが基本となります。
無意識の信頼関係とは、「この人といると何となく落ち着く・楽しい・心地よい」といったものです。
この無意識の信頼関係は家族や友人といった関係はもちろんですが、他にも恋愛やビジネスといった人とのコミュニケーションが生まれるところには、全て役立つものであることは理解できるはずです。
スキルその一
ミラーリング。
このミラーリングというのは鏡に写ったように相手の姿勢や動きを真似することです。
例えば喫茶店などで恋人同士が同じような姿勢で、飲物を飲むタイミングまでが同じだったりといった光景を見たことがあるはずです。
人は自分と同じことを考えていたり感じていたりするだけで共感を得ることができます。
ただ真似をしていることが相手に気付かれると逆に不信感を得るので十分注意してください。
スキルその二
オウム返し。
オウム返しというのは相手が話をしていることを注意して聴き、相手の言葉を繰り返していくことです。
ただ全ての言葉を繰り返すのではなく、ポイントの部分を繰り返していくだけでいいのです。
例えば「今日の午後から重要な会議があって資料作りに追われて焦っているんです。」と言われれば「資料作りに焦っているんですね。」といった感じです。
ただ単に「へぇ」とか「はい」とか「なるほど」といった相槌を繰り返すだけよりも相手は話をしやすくなります。
スキルその三
視線解析。
視線解析とは相手の視線がどこに向くかによって相手が視覚、聴覚、体感覚のどの部分を使用し情報処理(想像)しているかを知るスキルです。
ここでは視線解析を簡単に説明していきます。
まず視線がよく上に向く人は、視覚をイメージしていることが多いです。
視覚的な人は映像で思い出しやすかったり、映像を創ったりすることが得意ということです。
視線がよく横に向く人は聴覚を使いイメージしている人が多いようです。
そう、人から言われた言葉など音に関したことが印象に残りやすい人です。
視線が下によく向く人は体感覚を思い出したり、また自分との対話をしてます。
そのため、質問してから答えるまでにワンテンポ間があったりする感じです。
ここで重要なのは相手の想像しているポイントを知り、視覚的な人には視覚的なことを、聴覚的な人には聴覚的なことを、体感覚の人には感覚的なことを話してあげると話が伝わりやすくなります。
逆に伝えにくいことはそのポイントをわざとズラすことで相手に嫌悪感を持たれず話をすることもできます。
最後にコミュニケーションスキルで大事なのは相手をよく観ることが基本であることを忘れないでください。