あなたのお客様は何を望んでいますか?
そして、それを言葉にして伝えていますか?
その言葉を使わない限り、あなたが理想とするお客様を集めることは出来ません。
商品を売る広告をすると、機能や値段が比較対象になります。
しかし本当は、お客様は何かの目的があり、あなたの元へやってきています。
その目的を叶えるために商品を購入しているにすぎません。
ただ、商品を売る広告をしてしまうと、あなたは商品が欲しいのかと早とちりし、商品説明をスタートしてしまいます。
しかし、目の前にいるお客様であろう人は、まだ商品には興味がない可能性があります。
そして、詳しく話を聞くとその商品以外の物の方が良い可能性すらあるのです。
だから、このファーストアプローチの広告は非常に重要になってきます。
少し具体的に話しをしてきます。
例えば、高級時計が欲しいとしたら、その人はなぜその時計を購入すると思いますか?
・かっこいい
・お金持ちに見られる
・彼女や友人にすごいと思われたい
・お洒落に見られる
どうでしょうか?
こんな感じではないでしょうか?
気づいたと思いますが、時計自体の話がまったく出てきていません。
しかし店員さんは
「この時計は誤差がほぼないんですよ」
だったり、
「この時計は、壊れにくくて・・・」
などなど、このような時計の機能の話をしてしまいます。
そう、この機能というのは「当社は最高の人材を揃え、最先端な機器を導入し~」
こんな話です。
しかし、お客様が考えていることはそんな話ではなく、自分がどうなりたいか?だけ。
その夢を叶えてくれると感情がOKを出した後に、理性が「本当にこの選択は合っているのかな?」と動き出します。
その時に機能が役に立ちます。
「当社は最高の人材を揃え、最先端な機器を導入し~」
これなら安心そうだなと。
しかしこの機能は、感情のOKがもらえるまではまだ言ってはいけないのです。
人間もそうです。
初対面の7秒間が、その人の半年を決めると言われています。
これは、初めに「嫌だ」と思われたらその後、挽回は難しいということです。
そして、あなたが望まれもしないのに機能を話すということは、嫌われる可能性が大です。
なぜなら、まだ決めてもいないのに買うことを前提で話を進めているからです。
だから、始めの7秒を決めるのは機能ではなく、何を解決し、どんな夢を提供できるか?です。
あなたの商品は、お客様に何を提供することが出来ますか?
実際に書き出してみて下さい。
ということで、今回はここまで。