ビジネスに近道はない

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ビジネス・マーケティング

昨日、ある人とお話ししました。
その方のお仕事はカメラマン。
将来は自分のスタジオを持ちたいと言います。

ご存知の方もいると思いますが、機材がすごく高いと言います。

カメラ本体もそうですが、レンズ、それ以外にも多くの機材が必要で、スタジオを持つとなるとかなりの金額。

その夢を実現するにはお金が必要とのことで「転売ビジネス」を始めると言うのです。


あれ?おかしくないですか?

現在の仕事はカメラマン。
将来の夢は自分のスタジオを持つこと。

なのに、なんで転売?
今までやっていたことがあれば別ですが、聞くとまだ取り組んでいないと。

そう、一獲千金を狙っているのです。
どんなビジネスも楽して一攫千金などありません。

過去行っていた、もしくは今行っているというのであればこの選択もありだと思いますが。

楽そうだからとか、一獲千金を考えて始めるとしたら、それは止めた方が良い。


どんなビジネスも甘くはありません。
しかし、取り組む前は簡単そうに思えてしまう。

これは、ノウハウコレクターの典型例。
やってもいないのに自分でも稼げる気になるのです。

そんな人はまず話だけではなく、とりあえずやってみることです。

・知っている
・やったことある
・出来る

これは、似ていてまったく異次元のものです。

このような人は、1ヶ月やってみればすぐに気づくはず。
今までの経験以外のもので稼ぐことの難しさを。


どの業界にもプロがいます。
その人は苦労したから今があるので、決して楽して儲けたわけではありません。

そして、

以前から「まずは与えて下さい(与える戦略)」と言っていますが、優良な価値情報を先に「無料」で与えることで、信頼は生まれます。

これを返報性の法則と言います。

この法則を使う時は、コツがあります。
120%の情報を公開しても、その情報を聞いた人は「どうせ出来ない」ので
出し惜しみは不要ということです。

情報だけでは、稼げないのです。
実際に取り組み、問題が起きたら改善していき身についてくる。
それがビジネスです。


ビジネスを行う人は、与えられる人になるのではなく、与える側になって下さい。

与えられている間は、稼げません。
そして、どんどん実践し、実績を積み重ね、与える存在になって下さい。

ということで、今回はここまで。



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