プロフィールは今までの経験ではなく作るもの

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ビジネス・マーケティング

あなたはプロフィールとかって意識した事あります?
なにを基準にプロフィールって書いていますか?

多くの方は、仕事に対する思いとか経歴とか、どういう風に他と違うのか分かる様に書こうとされたり、時には物語仕立てにして作っていらっしゃる方もいます。

このように、ほとんどの人がプロフィールというものを、過去のものをベースに表現しているんですよ。
でも普通そう思っちゃいますよね。

ただ上手くいく人、加速が早いというのは、過去のものを表現しているんじゃないんですよ。


どういう事かというと、プロフィールを作るために経験を新しく作るっていうようなイメージなんですよね。

要は、プロフィール用の実績を作っていくんですよ。

ただ、これ嘘をついたらいけないんですよ。嘘をつかずにハッタリをかましていくんですよね。


僕の友人で、17 冊のベストセラー作家がいるんですよ。累計50万部のベストセラー作家さんがいるんですよ。すごいじゃないですかそれだけ聞くと。なかなかいないですよね。

ただそういう人でも初めからすごかった訳じゃないんですよ。特に著者さんっていうのは企画とプロフィールが成否を分けるんですよね。

特に一作目の本って、その時って主だった経歴なんか全然ないじゃないですか。もともとすごい人だったら本って出しやすいんですけど、みんながみんなすごい人ばかりじゃないですよね。

要はすごい人が本を出すのではなくて、本を出すことによってすごくなっているんですよ。
という事は、第一作目というのはみんなすごくないんですよ。ただ、凄くないプロフィールを書いたら通らないんですよね企画が。
という事は、すごく見せられるようなプロフィールを書く必要があるんですよ。


ただ、先ほど言った通りに、嘘をついたらいけないんですよね。嘘をつかずにハッタリをかます必要があるんですよ。

じゃあその人はどういう風にやったかというと、その人はまず文章系の本を書きたいと思ったらしいんですよ。でもその人はまだ何もないですよね、経歴とか。

ちょっとなんか編集とかそういう作業をやっていたらしいんですけど、主だった実績がなかったので、まず文章スクールをやろうと思ったんですよ。

ただ、文章スクールをやろうと思っても、すぐに人は集まらないじゃないですか。で、まずはブログとかで告知したら無料のお客様が2人集まったんですよ。
無料で、しかもお客様っていうより、友達が集まったんですよね。

ただプロフィールをつくる時に「無料」だっていう事は言わなかったんですよ。しかも「2人」っていうのも言わないんですよ。要は不利になるような部分は言わないんですよね。

ただ、文章スクールをやっているだけだったらプロフィール的にすごくないじゃないですか、大したことないじゃないですか。

じゃあそこからどういう風にプロフィールを光らせて行くかっていうと、開催だけは日本一にしようと思ったんですよ。

要は文章スクールだけでは光らないので、回数だけは日本一にすればすごく光るじゃないですか。

で、さっき言った不利になる部分、無料だとか、お客様が2人しかいないっていうような部分は言う必要がないですよね。
それでプロフィールをまず作ったという事なんですよ。


普通、他の人は今までの経歴をプロフィール化するじゃないですか。そうじゃないって事なんですよ。

要は、すごいハッタリのきくプロフィールを作るために実績をつくるんですよね。今みたいな形で。
そうすると、作るプロフィールが輝いてきますよね。それによってその人は出版できる事が出来たんですよ。

でもそうすると、特に光る実績がなかった状態から、本だとかランキングだとかがどんどんどんどん追加されていきますよね。そうするとプロフィールが輝いて来ましたよね。
そうやって、上書き上書き上書きってされていった結果、累計50万部・17冊のベストセラーと、実績が更に更にすごくなっていったんですね。

このように、こういった視点が多くの方にはないんですよ。

まずプロフィールというものは「作るもの」なんだということ。
嘘はつかずにハッタリをかます。


例えば1個例を出したいんですけど。
ザッポスってご存知ですか?ネット通販の靴屋さんの。今はアマゾンが830億で買収したところなんですけど。

その会社っていうのはもともとHP屋さんだったんですよ。
で、その人たちはどういう風に戦略というか、HPを売っていったかっていうと。

商工会議所とかあるじゃないですか。商工会議所の有力者や権力者のHPをまず無料で作ってあげたんですよ。

そして他の会員に、私はあの人とあの人、つまりその権力者の名前を出して、その人たちをクライアントに持っているんです、っていう風にして他の人たちに営業して行ったんですよ。

そうすると、他の人たちも「あの人が頼んでるんだったら安心だよね」って頼んで行ったんですよ。そうやって広げたんですよね。


結局、今の話も同じで、プロフィールとか実績がなければ、今みたいな形で無料で作っていけばいいだけなんですよ。
そうすれば、初めゼロだったものが、1になりましたよね。別に1っていうのは、お金貰っても貰っていなくてもいいんですよ。

要は、不利な部分、つまり「無料でやった」っていう不利な部分は他人に言う必要ないですよね。不利な部分は言わずに、それを種として持って他の人たちに営業すればいいだけなんですよ。

みんなここが出来ないんですよ。ほとんどの人が無料でやったらその人がいずれお金を払ってくれる優良客になるって思っちゃうんですけど、そんな事はないんですよね。
その人からもう実績という価値をもらっている訳じゃないですか。


ビジネスというのは価値交換なので、その人からお金ではなく実績とか経験をもらっているんですよね。

多くの人が間違っちゃうのは、「その人が誰かを紹介してくれるかも」って勘違いしちゃうんですよ。

でも、そもそも口コミっていうのは、相手が営業してくれる行為じゃないですか。
たかが無料でやったからって相手がそこまでしてくれる訳じゃないんですよ。


。。。ちょっと長くなりそうなので、続きはまた次回に。


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