一級建築士学科試験は独学合格は可能?

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ご覧いただきありがとうございます。
一級建築士試験サポートのテツと申します。

今回は、一級建築士学科試験に独学合格は可能かということについて書いていきたいと思います。

結論から申しますと、独学合格は可能です。
私自身1年目で完全独学で合格した経験があります。
ただし、相当の努力と合格するための確実な勉強方法が必要となります。

今回は、
1.やらない方がいい勉強法
2.おすすめの勉強法
3.資格学校に通うべきか

以上のことについて、書いていきます。

1.やらない方がいい勉強法

やらない方が良い勉強法ですが、
それはズバリ「過去問」「ノートに書きこむ」ことです。

まず過去問をやらない方がいいということですが、
もちろん過去問を全くやらないということではないです。
過去問の勉強を主軸とする勉強をお勧めしないということです。

独学で勉強している受験生のほとんどの方は、過去問の勉強に主軸を置いているかと思います。これは絶対のおすすめしません。
なぜかというと、近年の一級建築士の学科試験は過去問の勉強だけでの合格は難しくなっているからです。新規の問題が出る傾向が多くなってきました。
過去問のみに頼った勉強法では合格する可能性が低くなってしまうため、これがお勧めできない理由となります。

もう一つお勧めしない勉強法は、
テキストの内容をノートに書きこむことです。
めちゃくちゃ勉強をしているように感じるかと思いますが、
単に無駄に時間をかけているだけの勉強でしかないです。

どんなテキストを選んだとしても、プロの作成者が作ったテキストなので、
すでに見やすくまとめられています。
そのため、一から自分が見やすいようにノートを作り込むよりも
テキストのまとめられかたに慣れた方が時間を無駄にせずに済みます。

以上のことから、「過去問」「ノートに書きこむ」
この2つの勉強法はお勧めしません。

2.おすすめの勉強法

次におすすめの勉強法についてですが、
科目によって勉強法が違います。

・学科Ⅰ(計画)→テキストの熟読
・学科Ⅱ(環境・設備)→テキストの熟読
・学科Ⅲ(法規)→過去問
・学科Ⅳ(構造)→力学は過去問、それ以外はテキストの熟読
・学科Ⅴ(施工)→テキストの熟読

という勉強法がおすすめです。
計画、環境・設備、構造(力学の問題以外)、施工は、
「テキストの熟読」の勉強をお勧めします。
過去問はテキストの熟読後、試験の傾向に慣れるために
5.6年分やれば十分です。
割合としては、
テキスト:過去問
8:2
くらいですね。

法規、構造(力学の計算問題)は、
「過去問」を主軸とした勉強法をお勧めします。
この2つは、テキストを読み込むよりもどんどん問題を解いていった方が良いです。
法規は法令集の引き方の練習、力学は計算方法のアウトプットをひたすらやることが効率の良い勉強法です。

この勉強法は、独学者が効率よく合格できるための無駄のない勉強法です。

ちなみに、テキストのおすすめは大手資格学校のテキストを買った方が良いです。いろいろなテキストを見比べてきましたが、大手資格学校のテキストが一番読みやすく試験の出題傾向が分かりやすかったです。
メルカリなどで前年のテキストが売られてたりするので、
手に入れることは可能ですし、前年のテキストでも十分に合格はできます。

3.資格学校に通うべきか


結論、通う必要はない

私自身、学科試験は独学で合格できたので、通う必要性はないかと思います。
何十万円もかかるし、無駄に時間を拘束されるだけなので独学で十分です。
(製図試験は通った方がいいですよ笑)
ただ、上記でも書きましたがテキストだけは手に入れて勉強に活用しましょう。

以上、一級建築士学科試験について書いてきましたが、
一番大切なことは、しっかり睡眠を確保することです。
睡眠を削っての勉強は、私生活に悪影響を及ぼすので
ちゃんと寝て、勉強するときはちゃんと勉強をする。
メリハリをつけた勉強をしていけば十分独学でも合格できます。

がんばれ!


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