【いじめ】逃げるが勝ちのときもある。

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◆はじめに◆

みなさまこんにちは。
まだまだ寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、いじめでお悩みの方やそのご家族に真っ先にお伝えしたいことを書き綴っていきたいと思います。

小学生・中学生・社会人になってから、と3度もいじめに合ってきた私が当事者として思ったこと、考えたことをシェアできたら嬉しいです。

◆いじめの定義とは?◆
インターネットで「いじめとは」と検索すると以下のように表示されます。

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「いじめ」とは、
①自分より弱い者に対して一方的に、
②身体的・心理的な攻撃を継続的に加え
③相手が深刻な苦痛を感じているもの。
 なお、起こった場所は学校の内外を問わない。

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つまり、自分より強い人から肉体的・精神的な暴力を振るわれることを「いじめ」とされているようです。

付け加えるとしたら、無視・団体無視・陰口もいじめの内に入ってくると私は思います。

「いじめ」といいうと、殴られたり蹴られたりといった暴力を想像しやすいですが、実際はもっと陰湿なことの方が多いです。

例えば
・カバンや靴、教科書などを隠される又は捨てられる
・みんなに配られるプリントを、自分だけ飛ばされる
・変なあだ名をつけられる
・うその情報を伝えられる
・自分が触ったものを「汚い」とののしられる
・机に落書きをされる
・黒板に悪口を書かれる
・掃除当番などの面倒なことを、自分だけに押し付けられる
・無視、集団無視

など、挙げだしたらキリがないほどです。

私は昭和生まれなので知りえませんが、
昨今はスマホの普及によってSNSからハブられたり、メッセージで酷い言葉を送り付けられる、といったことも多いようですね。

時代とともにいじめまで進化するなんて、なんて皮肉なことでしょうか。

そして、なぜいじめは無くならないのか。

もう少し、いじめの実体について考察していきたいと思います。

◆いじめは連鎖するもの◆


これは私が大人になってから知ったことなんですが、いじめをする側の人間は、過去・又は現在進行形でいじめや虐待を受けているケースが多いそうです。

つまり、違う集団や家庭で受けた暴力に対するうっぷんを晴らすために、誰かに自分の経験と同じような攻撃する、ということですね。

実際、いじめた側の家庭内に何らかのストレス要因があるということはすでに証明されています。

いじめがいじめを呼ぶ。暴力が暴力を呼ぶ。

戦争がそうであるように、このような負の連鎖を止めることは誰にも出来ないと言っても過言ではありません。

だからと言って、いじめをする人を擁護する気はさらさらありません。

かわいそうに…、とは思いますが、もっと他にうっぷんを晴らす方法なんていくらでもありますからね?

◆いじめにどう対処すればよいか?◆


今、この瞬間も学校や会社でいじめを受けていて辛い!という方やそのご家族が、この記事を読んでくれているかもしれません。

私も同じくいじめで辛い思いをしてきて、その中で見つけた、いじめを受けた時の対処方法をシェアしていきたいと思います。

①気にしないフリをする
いじめる側は、あなたが嫌がったり泣いたりすることに優越感や快感を得ています。

なので、どんなことをされても平然としているフリをされ続けると、やりがいを感じなくなります。

もちろん心では泣いているし、傷ついています。
でも、それをぐっとこらえて気にしないフリを続けると

「こいつをいじめてても面白くないから他に行こう~。」

となる可能性は大いにあります。
相手はいじめさえできれば誰でもいいんです。

バカな奴らだな~と思って見下してやりましょう。

②自分の強さを見せつける
いじめる側がターゲットにしやすいのは、自分より弱い立場の人間です。

なので、あなたが自分の強さを見せつけられるようになれば、相手は手を出してこなくなります。だって仕返しされるのが怖いですからね。

暴力を振るえ!って言ってるわけではありません。
そんなことしたら相手と同じ穴のムジナですから。

強さを見せつける具体的な手段は「正論で詰める」です。

説明が難しいので、私が実際にやった行動をお伝えしますね。

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ある日突然、私はクラスの女子から無視されるようになりました。首謀者は大体想像がつきます。
(いるでしょ?解らいやすい女のボスみたいなやつ。)

数日たっても無視がおさまらないので、わたしはお昼休みにその女ボスの元へズカズカと向かいました。

「あのさぁ、なんか全員で嫌がらせしてきてるの、私解ってるんだけど。なんで?もし私があなたに悪いことしたなら、ちゃんと謝りたいから言ってくれない?理由も無く無視されるとか意味わかんないだけど?」

すると相手は下を向いて逃げようとしました。
私は相手の腕を掴んで、

「逃げんなよ。ちゃんと理由を言ってくれないと私謝れないだろ?」

そいつはポロポロ泣き出しました笑
周りの子たちはこの展開を見てざわざわ。

私は、「悪いことしたなら謝りたい」と伝えただけです。
めっちゃ正論ですよね?

でも、理由なんてないからそいつは泣くしかなかったんです。

その時から私は無視されなくなるどころか、慕われやすくなりました。笑

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いじめをする奴なんて、群れていないと何もできないし、結局弱んです!

ちょっとだけでも「自分は強いんだぞ!」というのを見せつけるだけで、逃げていくものですよ。


◆逃げるが勝ちのときもある◆

先ほど、気にしないフリをする、自分の強さを見せつけるという方法をお伝えしましたが、

これが出来るのは、いじめられている当事者にまだ少し余裕がある場合のみに使える方法です。

いじめによって精神的・肉体的に限界を超えている場合は、その環境から逃げるというのも一つの手段です。

学校でいじめられている場合は「登校拒否」をするのがてっとり早いです。

「登校拒否なんて大それたことできない!」
「親には心配かけたくないから、いじめを受けてることをばらしたくない!」

と思うかもしれませんが、
人生を長い目で見れば、学生時代はたかだか数年。とっても短い期間です。

その数年間を、いじめを受けながら苦痛に過ごすか、家で好きなことをして楽しく過ごすか、どっちがよいですか?

当然、後者の方が良くありませんか?

今ではネットが進化しているので、自分次第でいくらでも勉強することも可能です。

ネット上で知りあった人ともしかしたら、仲良くなれるかもしれません。

親に気を使ってしまうのも解りますが、あなたがひとりで抱えこんでいると、ストレスが大きくなっていって病気になる危険性もあります。

家族とよく話し合い、まずは辛さを理解してもらいましょう。

「逃げたら負け!」「悔しい!」と中には思う方もいると思います。

でも良く考えてみてください。相手はアホですよ?

アホを相手にしている時間があるなら、もっと趣味に打ち込んだり、興味のある分野の勉強をした方が有意義な時間の使い方ができます。

だから、いじめが辛い・悲しいと思ったらこの言葉を思いだしてください。

「逃げるが勝ち!」

逃げることは負けではありません。むしろ正しい判断だと私は思います。


◆まとめ◆

今回は第1回目のいじめに関するブログを書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

今、いじめに苦しんでいる方やそのご家族のためになれば幸いです。

引き続き、いじめやうつ病に関するブロブを更新していきます。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


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