私が心がけていること。

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私は普段、採血室で看護師をしております一般主婦です。

病院受診すると、最初か、最後かどちらかに通る嫌な場所。

そう、採血室。

みんな、痛い事をされるプラス一発で採り終われば良いけれど、失敗されたら嫌だなとか、待ち時間が長くてうんざりだとか、採血中のトラブル等を気にされています。

私は私なりに、そんな患者様の気持ちを汲み取って、採血中に一言・二言お話を聞いたり、何気ない会話を取り入れたりしています。

もちろん、寡黙な方もいらっしゃるので一方通行で終わってしまう方もいらっしゃいますが、たいていの方が笑顔で診察に向かわれたり、帰宅されたりされます。

そういった心の拠り所って大事だと私は思うんです。

一人暮らしの方や、家族に言いたいけど上手く言えない方、相談したいけど誰に相談して良いのかわからない方…意外といらっしゃるものです。

採血中ってたかが2〜3分、されど2〜3分だと私は思っています。

その一期一会を私は大事にしたいのです。次は入院されていて会えないかもしれない、他の病院に紹介されてもう会えないかもしれない、もしかしたらこれが最後かもしれない…

患者様との出会いはこれからの私への糧になると思ってその日・その時を大事にしています。

誰かが言っていました。

その人の時間はその人の命だと。

だからこそ私は大事にしたいのです。
命を割いてきて頂いていると思っているからこその言葉かけだと思って接しています。

私みたいに思う医療者は少なくはないと思います。皆、必死に対応しています。仕事ができるという幸せが当たり前と思った時、その人限界を作っていると思います。私は限界を作りたくないので、常に何か学びながら誰かのためにアドバイスとしてスパイスを与えています。

これからもそういう採血室の看護師でなく、相談室みたいな心の拠り所のような存在であり続けたいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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