父親の突然の死。 

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こんにちは~taka3です。 今日は自分の生い立ちや育った
環境についての話を少しだけお話しますね。

僕が小学生の低学年の時、父親がある日突然自殺をしました。
信じていた兄からの裏切りで、鬱になっていたと思います。

父親の兄という人(叔父)は、結婚していて子供が3人いたのですが、
飲み屋で知り合った女性と家庭を捨てて駆け落ち。
いろいろと職を転々とし、僕の父親の所へやってきました。

父は元々、兄弟が二人。 母親とは幼い頃に離別していました。
いわゆる父子家庭ですね。 おばぁちゃんに育てられたと聞いてます。

優しく、厳しい父親でしたが、心の中では寂しさを抱えていたと
思います。 兄(叔父)が自分を頼ってきてくれたことを
喜んでいた記憶があります。 住居や仕事の世話まで、いろいろと
兄貴のために動いていました。 僕や弟、お袋よりも兄貴の事を
考えていました。

そんなある日、その叔父が突然何も言わずに失踪・・・。
住んでいた家や仕事もほったらかしにして。 
その当時、父はかなり怒っていた記憶があります。 

そりゃぁ、そうですよね! 住居の費用、仕事も父が紹介し、
父と同じ職場で働き始めて間もなかったから。

信じていた兄貴に裏切られ、自暴自棄になり休日はギャンブルに
のめり込むようになっていました。 
父は期間工ではなかったものの、冬季は休みが多く家にいることが
多い人でした。 

そのうち、仕事に行くふりをしてパチンコ店へ
母も仕事をしていて、僕ら兄弟二人の面倒を見てくれていたので、
忙しかったと思います。 

日中はパチンコ。夜は家でお酒を飲み、酔いつぶれていました。
そんな生活で、父と母は喧嘩も増え、僕ら兄弟の前でも言い争いを
繰り広げてました。。。

鬱もひどくなり、そのうち父から「死にたい」「家族4人で死のう」と
母に言っていたらしいです。 
母はそんな父を横目に「死にたいなら、勝手に自分一人で死になさい」
「子供たちを巻き込まないで!!」と言っていたようです。

夜になると、何度も家を飛び出していた父。 
父の誕生日の夜、いつも通り家を飛び出した父。
まさか、次の日に帰らぬ人となるとは僕や弟、母も夢にも思わず。

次の日、学校から帰り家の玄関を開けると母の姉(叔母)がいて
「お父さん、亡くなったよ」と衝撃的な言葉が。。。

あとで、母から聞いた話ですが、夜に家を飛び出し、いつもなら
帰ってくるはずの父が帰ってこないので、近所を探し回っていたら、
海岸に停めている車の中で、男性が亡くなっていると。

その車は、父のもので警察に出向き悲しい対面をしたそうです。
まさか、本当に死を選ぶとは母も想像しえなかった。

人の死がこんなにも身近に感じられた出来事は、もちろん初めてで、
幼い心に衝撃を受けた事を今でも覚えています。 
厳しくも優しい、手先の器用な人でした。 

ただ、心に寂しさを抱えていたんだと思います。

人は誰でも寂しさや孤独を抱え、生きている。 だからこそ、
誰かと一緒にいたい。認められたい。愛されたい。と
思うのかもしれませんね。 

今日は、重い話になってしまいました。 ごめんなさい。 
ここまで、読んで頂きまして本当にありがとうございます。

皆さんとの出会いに感謝!! 
また~~~taka3でした。
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