「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。
今日は昨日の続きです。昨日の内容はこちら👇
さて、昨日のブログ内で問いかけた
自分にあった高校はどのようなところか?
自分が高校生になったら何をしたいのか?
どんな高校生活を送りたいか?
高校を卒業したらどうしたいのか?
これに明確な答えを持つ中学生は、どのくらいいるでしょうか?
「先生受け」する回答を言える子はいても、自身の意思として回答がある子は少ないと思います。
できれば、このあたりのことは中学2年生の夏までに考え、自分なりの答えを持っていて欲しいとは思います。
遊びたい盛り・多感な時期に強いプレッシャーを受ける受験を乗り越えるためです。
では、具体的な行動はどのようにしたらいいでしょうか?
高校選びの情報誌やまとめ情報サイトなどで、情報収集をしましょう。
その際に、チェックするのは
・学校の目指す教育や校風(表向きの情報)
・生徒や卒業生の口コミ(実際の具体的情報)
・生徒や卒業生の親の口コミ(大人から見た学校や学校生活への評価)
この3点をチェックすると良いでしょう。
そして、早い段階で生徒の登下校の様子を見に行ったり、学校見学や体験に行きましょう。
自分に合うかどうか、子どもに合うかどうか。
公立中学は「合わなくても行く(在籍する)選択しかない」ところでした。
高等学校は「合うところを選ぶ権利」があるところです。
普通科・専門学科、全日制・通信制、海外留学・・・
いろいろな選択肢があります。
偏差値はある程度、努力で埋めることができます。
本人が何を大切にして高校生活を過ごしたいのか?
目標は後で変わりますし、本人の気持ちも親の気持ちも揺れ動くものです。
自分自身で納得できる「こたえ」を考えていくことが大切です。
当相談室では個々の状況に合わせてお悩みにも対応しています。
どうぞご利用ください。
明日は中学編です。
では、また。