「親と子の相談室ひびき」,心理士のひびきです。
学校の選び方、中学校編です。
ここでは、お子さんが文科省で定められ学校の決めた「枠」の中での生活に
「自力」で乗り切ることが難しい場合の選択肢についてお話しします。
まず、多くの人が公立中学校が第一選択肢になるでしょう。
これは合理的配慮を受けながらの学校生活を送ることができること,高校受験時の配慮への実績づくりができるからです。そして、日本全国すべての地域において「ほぼ同等の」支援を受けることが可能となります。
マイナス点は、定期的な校長・教師の人事異動により支援が安定化しないことがある,学校ごとに支援への差があることです。
では、私学であれば十分な支援が得られるのでしょうか?
私学の場合、似た発達特性を持っている子どもが集まる学校があります。
また、校風により小学校生活で「悩み」であったことを気にする必要がなくなる場合もあります。一方で、その受験は倍率も高く十分な対策も必要です。
公立・私学とも「特性配慮」や全体の馴染みやすさが選択のカギでしょう。
お子さん自身が小学校生活を楽しめていたのか?
楽しめていたのなら、どのような小学校生活を送り、誰の助けで過ごせてこれたのか?
苦しい小学校生活であるならば、何が苦しかったのか?
それは親御さんも苦しかったのか?
中学生は心も体も急成長する時期です。
お子さんにとっても親御さんにとっても、未来を描ける時間にしたいですね。
個別相談、お受けしています。
では、また。