Review.01:Colombia -El Corozal-(DOORS COFFEE WORKS)

記事
コラム
【ショップ名】
DOORS COFFEE WORKS

【所在地】
新潟県新潟市中央区京王3丁目5-33 京王ビル101

【レビュー商品情報】
生産地:コロンビア ウィラ地区
農園:エル コロザル農園
精製方法:ナチュラル
標高:1,500m
品種:カスティージョ
焙煎度合い:中煎り

【カップスコア】
トータルカップスコア:★★☆☆☆
ローストスキル:B
※ローストスキルはB-からA+までの6段階評価

H:記念すべきレビュー第一弾は、私の大学時代の友人が今年7月にオープンしたばかりのDOORS COFFEE WORKSさんです!
大学時代に一緒に色んなコーヒーのイベントを企画したり、コーヒーショップ巡りをしたりと学生時代からコーヒーにのめり込んでいたオーナーの彼ですが、念願の独立を果たしたとのことで早速コーヒーを購入してみました

R:まずはカッピングで飲んでみよう。東京の水と栃木の水でも味わいは違う気がするよね。東京の水は輪郭がぼやけるというかはっきりしない気がする。

H:そうなんだ。ちなみにこのお店の焙煎機は国産の「ハマコーヒー6kg」みたい。初めて飲む焙煎機かも。

R:俺もなんの前情報無しで飲むから楽しみだわ。

(カッピング中)

H:焙煎度合いとしては1ハゼも完全に終わってると思うけど、結構アシディティは強く出てるね。

R:確かに歯切れの悪い酸味で、お酢っぽい酸味を感じるね。質の良い酸味ではないね~。冷めてくるとより酢酸の印象は強くなってくね。甘さの印象は弱いからなおさらかな。フレーバーもこの焙煎度合いからするともう少しフルフレーバーの印象が出ててもおかしくないと思うけど….
ちなみにこの豆ってナチュラル?ドライの時は発酵したフルーツ感はあったけど飲んでみると甘さの印象は薄いね。

H:んーそうかなー。個人的には甘さもある程度は出てると思うけどやっぱり酸味のほうが前面に出てるからかな。

R:この酸味の質は焙煎スキルというは、生豆由来のものかもね。最初飲んだ時アナエロかと思ったもん。きれいに発酵したナチュラルってもっとワイニーで綺麗な感じだよね。

H:じゃあここでお店側のフレーバーコメントを言うね。
「ジューシーなベリーやメロン、チョコレートのリキュールのような芳醇な香り。絹をまとっているかのような舌障りの心地よさ」だそう。

R:んー前半部分は良くわからないけど、チョコレートみたいなカカオっぽさとか、強めの発酵感からお酒っぽさは感じるかも。

H:ちなみに酸味の質は果実に例えるとどんな感じ?

R:もっとフルーティなーフレーバーとか甘さが出てれば、ベリーとかワイニー感は出るかもね。豆面を見ると外側はしっかり焼けてるからチョコレート感は感じやすいのかも。割ってみると中側はあんまり火通ってないかも。

H:お店の彼も初めての焙煎メーカー使って、オープンしたばかりで焙煎もこれからどんどん良くなっていくって感じはする。

R:ちなみにドリップで飲んでみた時の印象はどうだった?

H:15gの豆でお湯250g使ったから、大体抽出比率1:15.5で淹れたけど酸味の印象は結構強かったかも。もっと1:17とかまで比率伸ばして酸味を弱めていったほうがバランス取れて飲みやすいかな。

R:俺も中煎りくらいだから、1:14くらいでしっかりめで淹れたけど酸味強く感じた。

H:実際飲んでみて、生豆の素材の品質と焙煎のスキルに関してはどうだろ?

R:んー生豆のポテンシャルカッピングスコアで81~83点はあると思うけど、この酢酸系の酸と発酵具合はやっぱり生豆由来だと思うけどな….焙煎ももう少し排気強めで短時間で焼いたら、印象派はっきりすると思うけど。
ちなみにこの前東京のGLITCH COFFEEでインフューズ系の香り強め、癖強めのコーヒー飲んだけどきれいに焙煎できてたなー。クリーンで本当に果実味だけ集約したような味わいで、やっぱりたくさん焙煎重ねてると、いろんな豆の経験値がたまっていくんだろうな。

H:なるほどねー

R:(もう一度カップをとってみる)やっぱり、味わいにコップレックスさと奥行きがないから焙煎も未発達なのかもしれない。

H:まとめるとまだまだ生豆のポテンシャルもあるけど、焙煎でもう少し味わいを引き出していける可能性はあるかもってことでよいかな?

R:そうだね。今度は都内の少し規模大き目のロースターもレビューしてみよう。
to be continued…..
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