【演技】観覧車に乗るように

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コラム
「演じようと思った瞬間にそれはリアルではない」

言葉は違えどよく言われることだと思います。
だからと言って演じないと作品にはなりません。

この前行ったとあるワークショップで
こっち側(観客席)の世界とあちら側(舞台)のリアルは違うという認識がまず必要だと大前提を言われました。

みんなどこかで分かってはいても、演技を教えるときにそこから説明されることって少ないと思います。
でも、一番根本的に重要なことだと思います。

じゃぁ、舞台に上がった瞬間バチっと切り替えればいいのか?と言われれば、
私としてはそれではリアルではないと考えています。
バチっと切り替えるというのは先ほど言った「演じよう」と思うということだからです。

じゃぁどうすればいいの?
タイトルにある、観覧車に乗るようにすっと入るということです。
もう感覚的な表現で申し訳ないのですが、やるぞと思わずに普段の自分から役の世界へすっと入る。

「舞台役者みたい」ワークショップの途中そう言われたことがあります。
しっかり立って、周りを感じようとアンテナを張って、って
これ、「演じよう」としてるのが出ちゃってるんですよね。
観覧車にのるように入るのはこれと逆だと思っていただけたらたぶんあってます。
なかなか文字にはしづらい部分ですが、文字で伝えられて演技が上達したらその本みんな買うよなぁなんて思ってるので、伝わらない事覚悟で書いてます。

入口からすっと入れれば体も固まらず、嚙むことも、どもることもありません。
間違った演技指導を受けていると知らず知らず、やるぞのスイッチが反射的に入るようになってしますのでそれを取っていく訓練が必要ですよというお話でした。

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