私に神仏のことを教えてくれたのは祖父母と父でした。
でも、母が毒親であり、兄弟姉妹にも毒人間がいたため、子どものころから苦労がありました。
毒親、毒人間というのは、そうならざるを得ないような原因があり、ある意味なんらかの犠牲者であることも多いのですが、家族にそのような人がいることはとても大変です。
また、毒親・毒人間というのは色々なタイプがありますが、世間的には良い人と言われる人も多いので、その苦しみはなかなか一般には分かってもらえません。
私もその一人でした。
私は、何かがおかしいと思いながらも、子どもであったため、毒人間たちに合わせるしか道はなかったのです。
いつか分かってくれることを信じて。
そして、自分のことに努力して結果も出してきました。
でもその頃は、抑圧された状態の中で、すでに「本来の自分」ではなくなっていました。
「偽りの自分」で、努力して出した結果でした。
ですので、心が満足することはありませんでした。
でも周りからは「幸せ」に見えていたと思いますし、実際そのように言われました。
・・・心は空虚で、苦しい日々でした。
そして、何とか抜け出さなければ、と思っていました。
つづく