安定を求めて

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コラム
世の中、何事も安定しているほうがいいのだろう。「人」は安定を求める生き物なのだろう。

社会が安定するように、経済政策もあるのだろうし、社会が安定するように、法律もあるのだろう。自然も安定していたほうがいいのはいうまでもない。生きていて、不安定な時期もあろうが、安定した生活が送れれば、それに越したことはない。

機械的世界観の価値も、安定ということに関しては大切なのだろうと思う。この世のシステムは機械的に安定していたほうがいいのだろう。たしかに、人間は機械ではないし、機械になってしまったら生きるのが苦しくなってしまうだろうし、いいことではない。しかし、その人間にしても、悩むことにも価値はあろうが、できるなら、悩みなどないほうが生きやすい。心の安定を目指すのも人間というものだろう。

この世のシステムの安定さと、人間の心の安定さは同じではないし、同じに考えてしまったら、人の心は窮屈になってしまうから、違うということには注意がいるだろうが、安定を目指しているのは同じなのかもしれない。

しかし、不安定がなくなるわけではないのだろう。ずっと、天気が平穏ということもないだろう。

「やじろべい」や「だるま」のような原理が、安定を目指す「人」にとっては大切なのかもしれない。

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