初心忘るべからず

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コラム
若い時に、美大か美術系の専門学校に行くべきだったか。

行かなかった自分に対して、今になっていろいろと文句を言ってしまう自分がいる。過去の過ちを持ち出して、不満を述べてみても、どうにもならない。非建設的なのだ。

日常に埋没してしまって、向上心を失いかけてしまう。理想は現実ではないが、理想を失ってしまっては進歩もあまりなくなってしまうか。

たしかに、年をとれば、この先、生きている時間は短くなっていく。若い時に比べて、もう、だめかなあと思うときもある。しかし、生きている限り、明日はある。その明日に向けて、何ができるか。

問題は自分が若いか、年をとっているかではないのだろう。質のよい一日にできるかできないかなのだと思う。若くても、ぼーっとしていれば、よく生きているとは言えない。反対に年をとっていても、向上心を持って生きていけば、よい一日を生きていることになる。それに、若い時よりかは成長もしている。

初心忘るべからずで、よりよく生きていければいい。たしかに、何がいい生き方なのかはわからないし、答えはないのだろうが、しかし、それを模索することが、向上心あるよい生き方につながっていけばいい。


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