地図を作るのは意外と難しい?

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デザイン・イラスト
当デザイン事務所では地図に関しましての制作サービスを出品しています。
毎月、たくさんの方にご購入いただき、おかげさまでココナラ地図制作部門のおすすめランキングでも上位に君臨し続けています。

これだけ地図の制作に関してのサービスが売れるという事は、それだけ皆さん地図の作成が難しく、面倒だと感じているからだと思います。

「事業所を新規開業したは良いが、お客様をご案内する地図の作り方がわからない」

そんなお悩みの方もいるのではないでしょうか。

初めてココナラで地図に関する出品サービスを購入した方は、デザイナーにどうやって依頼するかすら分からない方も大勢います。

依頼者側の制作依頼内容が曖昧であれば、必然的に地図のクオリティも下がってしまうのは否めないでしょう。

どれだけ力のあるデザイナーでも、依頼者側の考えがまとまっていないと、何を作って良いのか分からないのが実情なのです。

クオリティの高い地図を作るには、デザイナーの力に依存するだけではなく、依頼者側が、どのような地図を作りたいのかなどの明確な意志表示をしなければなりません。


このブログでは、地図制作をする上での重要なポイントをご紹介させていただきます。

デザイナーに地図制作を依頼する場合、制作に必要な情報が多数あります。地図のクオリティを上げたければ、以下のポイントを明確にしたうえでデザイナーに依頼をかけなければなりません。

●地図制作依頼をかける上でのポイント


1.目的地の住所地
当たり前の事ですが、これが分からない事には地図は作れません。

2.ランドマークの指定
例えば、最寄り駅や周辺の目立つ建物、交差点名や道路名です。
駅から目的地までのルート上にある建物が望ましいです。ときおり、
グーグルマップを参照し、周辺にある建物を適当に指定される方もいますが、これでは意味がありません。しっかりとルート上にある建物や、交差点に隣接している建物を指定しなければ、地図を見る人も困ってしまいます。
ランドマークは適当に指定するのではなく、「最寄り駅の何番出口なのか」などと明確に決める必要があるのです。このあたりをいい加減に指定される方も多いので気を付けていただきたいポイントになります。

3.現地の人しか分からないような道の有無
当たり前の事ですが、デザイナーはどんなものでも作れる神様ではありません。地図の制作依頼に基づき、グーグルマップで住所地を調べて、情報を整理し、illustratorで地図を制作します。現地の方にしか分からないようなマイナーな道などは当然分からないので、もしそのような道があれば必ず、依頼時に伝える必要があります。

4.駐車場の有無
目的地に駐車場があるのかないのかは、意外と重要です。駐車場があるだけで、来店客数は増える可能性が高くなります。もし店舗に駐車場があるなら、必ず依頼時に伝えてください。

5.配色の希望
これはサブ要素ですが、時折、地図の色味についてもこだわりのあるお客様がおられます。地図の目的はお客様を確実に目的地へ連れていく事なので、色味については、デザイナーの判断に任せてほしいところではありますが、「とにかくかわいい地図にしたい!」という方も多いです。
ところがデザイン的にかわいくても、お客様が迷ってしまうような地図はおすすめできません。地図が分かりにくければ、来店客数の減少に繋がります。
色味に強くこだわりを持つのは悪い事ではありませんが、それを重要視するあまり、売り上げを減らしてしまっては元も子もないでしょう。
それでもどうしても色味にこだわりのある方は、「青っぽい感じ」とか「ピンクを基調とした」などという曖昧な表現で指定しない方が良いです。
色はカラーコードで指定してください。インターネットで「色コード」と検索するとカラー見本とコードが掲載されているサイトがたくさんヒットします。カラーコードで指定すれば、依頼者の思っている色が確実に表現されます。

地図制作の依頼時には上記のポイントを明確にしたうえで、発注をかけてください。

依頼者側の伝えたいポイントがはっきりすればするほど、デザイナーも制作意図が理解できるので、よりクオリティの高い地図を作ることができます。

より良い制作物を作るためには、デザイナーだけの力ではなく、依頼者側の力にもよるところが大きいのです。

初めて、ココナラで地図制作依頼をかける方は、特にしっかりとデザイナーに気を付けてほしいポイントなどを伝えてください。

そうすれば、あなたが期待している以上の成果物ができるはずです。
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