ココナラデザイナーに上手に依頼するには?

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ココナラでは日々さまざまな広告案件を受注しますが、デザイナーへの依頼する方法がよく分からないという方が大勢おられます。

特にココナラを通して、全く初めて広告の制作をデザイナーに依頼する方となると何をどうやって頼めば良いかすら分からないはずです。

デザイナーに広告の制作を頼む際には必ず伝えなければいけないポイントがいくつかあります。

このポイントを押さえて、依頼をかけないと、依頼者側とデザイナーの意思が大きくかけ離れて、想像していたものと全く違うデザインになってしまう事があります。
デザイナーも人間なので、何を作りたいかはっきりしない曖昧な案件だと、明確なビジョンが見えないので、デザインを起こすのも一苦労です。

参考にしたいデザイン画像などを送ってくれるお客様も多いですが、なんとなくこんな感じに……というイメージは固まっていても、肝心な依頼内容が曖昧で、うまくデザイナーに伝えれていない方が多いかと存じます。

よくあるご依頼内容が以下のようなものです。

「とにかくカッコよくしたい!」

「とにかくおしゃれでお願いします!」

「とにかくかわいく女性受けしそうなデザインで!」


お気持ちはとてもよく分かるのですが、このような形容的なご依頼では、残念ながら、あなたの理想としているデザインは出来ないと思います。

デザイナーに依頼をかける際は「美しい」「かっこいい」「きれい」「かわいい」などという形容詞を使うのは、あまり好ましくありません。

何故なら、「美しい」「かっこいい」「きれい」「かわいい」のとらえ方は人それぞれ異なるからです。

Aさんはあのアイドルを可愛いと言うけれど、Bさんはブサイクだと言う……と、そんな感じです。

デザインのカッコよさや美しさも人によってとらえ方が大きく異なるのです。

だから形容的な表現で依頼をかけるのは、良くありません。

それでは一体どうすれば良いのでしょうか?

このブログでは初めてココナラデザイナーに広告の依頼をかける際の重要なポイントをご紹介させていただきます。


ココナラデザイナーに広告依頼をかける上での重要ポイント


1.広告のサイズ
・例えば、印刷物であればA4なのかA5なのか、というようなサイズをしっかりと指定する必要があります。これを指定しないとデザイナーは何を作って良いのか、広告がどんな使われ方をするのか分かりません。縦〇mm・横〇mm
なのかをしっかりと指定しましょう。

2.広告のターゲット年齢層
・広告をどの年齢層に向けて発信するのかはとても重要なポイントです。例えばお子様が対象であれば、使う色合いもライトトーン~ペールトーンなどと範囲も絞れるので、色彩マネジメントも容易に行う事ができます。このあたりを曖昧に依頼してしまうと、思っていないような配色イメージになったりします。「〇歳~〇歳までの女性」というように、明確にターゲット層を絞ってください。

3.どのように配るのか?
・例えば店舗に置いておくとか、ビラとして配るのかなど、広告をどうやって人に配布するのか、これも決める必要があります。ビラとして配るのであれば、人は一瞬しかそれを見ないので、インパクトのある文字の大きさを使用しなければなりません。依頼者が広告を配る方法さえしっかりと伝えておけば、依頼を受けたデザイナーはそれに合わせた書体を選ぶ事ができるのです。このあたりを明確に決めていない方はとても多いです。

4.印刷会社を決めておく
・これも重要なポイントの一つとなります。初めて広告制作をデザイナーに依頼する方はほとんど印刷する会社を決めていません。
WEBプリント会社は、ラクスルやプリントパックだけではなく、様々な会社があります。どこで印刷するか決めていないと、デザイナーはどの印刷会社のテンプレートデータを使ってデザインを作れば良いのか分かりません。

※テンプレートデータとは、それぞれの印刷会社が指定提供しているillustrator形式のデータで、このテンプレートデータを使ってデザイナーはデータを作ります。指定テンプレートを使わなければ、印刷してくれない会社も多数あります。

印刷会社を決めておけば、デザイナーもテンプレートデータを使ってすぐに制作を進める事ができます。逆に決まっていなければ、お客さまに確認のための連絡を何回もしなくてはいけないので、スムーズに制作を進める事ができません。

5.参考にしたいデザインの画像を準備しておく
・インターネットで依頼者側が求めているデザインがどのようなものであるか、ご要望に近い画像を用意しておくことは重要です。
デザインはイメージの世界なので、なかなか自分が想像しているものを他人に言葉で伝えるのは難しいです。
依頼者側と、デザイナーがイメージを共有できるように参考画像は準備しておきましょう。

6.納期を伝えておく
・これも当たり前のことですが、いつまでにデータを納品すれば良いのかを依頼時にしっかりと伝えておく必要があります。
デザイン事務所にも定休日があるので、休みを挟めば、それだけ納期が遅くなります。「急いでないのでいつでも良いよ」などと曖昧な依頼ではいけません。〇月〇日までにとはっきりと納期を決めてください。
また、急ぎの案件についても同様の事が言えます。即日納品を希望するのであれば、事前にダイレクトメッセージなどで、ココナラデザイナーにコンタクトをとる必要があります。いきなり出品サービスを購入して、即日で対応して欲しいとなっても、忙しいデザイナーであれば、対応できるか分かりません。
即日案件に対応できるか、事前に確認をとった方が良いでしょう。

以上が、ココナラデザイナーに広告の制作依頼をかける上で、おさえておきたいポイントです。

これらのポイントを考えるだけで、依頼者側も考えているうちに自分自身が求めているものが少しずつ見えてくるはずです。

それをしっかりとデザイナーに伝えれば、きっとあなたが求めているデザインが提案されるに違いありません。

今までココナラデザイナーに依頼をかけたけど、求めていたデザインが思っているものと違って、ショックだったというご経験がある方。

もしかして、制作をデザイナーに丸投げしませんでしたか?

上記のポイントをしっかりと伝えていましたか?

「とにかくかっこよく」「おしゃれに!」と形容的な表現で依頼しませんでしたか?

依頼者側の制作意図がしっかりと固まっていないと、求めているデザインは絶対にできません。



これからココナラデザイナーに広告の依頼をかけようと検討している方は是非、上記のポイントをしっかりと纏めたうえで、出品サービスを購入してください。

あなたがしっかりとどんな広告を作りたいのか、意志表示をすれば、きっと望むようなデザインが提案されるはずです。
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