分離不安を理解する

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こんにちは!
心理学研究員の原です。

今回は,子どもの発達で大切な分離不安をみていきたいと思います。

買い物など外に出かけると親が子どもから離れて泣いている姿を目にすることがあると思います。このことについて,発達心理学からは「分離不安」というワードで説明してきました。

分離不安とは,子どもが養育者から離れることに不安反応を示すことです。養育者の後追いをしたり,泣き叫ぶといった行動がみられます。これは人見知りが始まる生後7~8か月頃にあらわれ始めます。
永続性が獲得される2歳頃には治まると考えられており,安定したアタッチメント形成ができていれば強い分離不安を示すことはないが,アタッチメント形成が不安定だと強い分離不安を示すようになります。
この時期の子どもは過敏なので発してきたサインに気づき,きちんと対応してあげることが大切です。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
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