フリーランスとして、Webライターを目指す際に必要になる「SEO」。
ライター業界で言うSEOとは、Googleなどの媒体で検索結果の上位に表示されるように行う手法のことを言います。
作成する記事にSEO対策を施し、検索結果の上位に表示されることで、アクセス数や商品の売り上げを伸ばすために必要です。
今回は、ライターとして活動し始めたばかりの人や
これからライターを始めたいという方に向けて
SEO対応の記事を書く時のポイントを3つ紹介します。
記事の最後には注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
①狙っているキーワードをたくさん入れる
SEO対応の記事を書く時には、狙っているキーワードをたくさん入れましょう。
不自然にならない程度にキーワードをたくさん入れ
検索結果に表示されやすいように工夫します。
また、「その」「それ」「あの」など、抽象的な言葉は使いません。
「これ」「それ」「あれ」「どれ」などは「こそあど言葉」とも呼ばれ、
SEO対応の記事ではとても嫌われます。
こそあど言葉の部分にはキーワードを入れるように心がけ、
こそあど言葉は「できる限り」ではなく「絶対に使わない」ように気をつけましょう。
②競合記事を必ずチェック
SEO対応の記事を書く際には、狙っているキーワードの
競合記事を実際に調べて確認しましょう。
確認するのは上位1位から5位程度まで。
可能であれば、ユーザーが検索してるキーワード以外に
どんなことを求めているのかを考えながらリサーチできるとなお良しです!
ただしこの時、あまりに熟読してしまうと
実際にSEO記事を作成する際に
似たような文章を作成してしまうので注意が必要です。
③専門用語はなるべく使わない
SEO記事では、なるべく難しい専門用語は使わない方がいいです。
ただし、専門的な記事や、専門家が見るような記事ではその限りではありません。
もし、どうしても専門用語を使う必要がある場合には、
専門用語の解説を入れるなど、読んだ人が分かりやすいと感じるように
工夫する必要があります。
注意点①引用するときは引用元を必ず記載
SEO対応の記事を作成する場合、時には文献や他のサイトを引用しなければいけない場面が訪れます。
文献や他のサイトを引用する場合には、
必ず出典元を記載するようにしましょう。
出典元が記載されていない場合、
著作権違反となってしまいます。
ほとんどのクライアント様は、
著作権違反を行った時点で契約解除となってしまうので
引用には細心の注意が必要です。
もし、何かしらの文章や画像を引用する場合には、
引用だとすぐにわかるように
色やフォントを変えるなどの対策を行いましょう。
絶対に出典元を記載することを忘れないでください。
注意点②コピペチェックは必須
コピペとは「コピーペースト」のこと。
コピペチェックサイトは、検索すればすぐに出てくるので
ブックマークをしておくことがおすすめです。
記事が完成したら、
必ず自分でコピペチェックを行い、コピペ率が高いようであれば修正しておくと
差し戻しの回数が少なくて済みます。
余談ですが、他の記事からコピペして
記事を作成すると必ずばれます。
最悪の場合損害賠償を請求されてしまうので
絶対にやってはいけません。
ただ、きちんと一から自分で記事を書いていても、
コピペのチェックをすると
50%以上になってしまうこともよくあります。
納品可能なコピペ率はクライアントによって異なるので、
仕事を受注する時に確認しておきましょう。
注意点③他の記事と言い回しなどが被らないように
SEO対応記事に限らず、他の記事や作品との被りに注意しましょう。
他の記事と文章が似てしまうとコピペ率が上がってしまいます。
他の記事との被りがない文章を作るコツは
記事を執筆するときに
「他の記事を読みながら書かないこと」です。
必要な情報や要点、引用部分などを事前に準備し
何も見ずに記事を書くことで
無意識に同じ文章や似たような文面を書いてしまうことを避けられます。
【まとめ】最後に
ライターを始めた当初は
「SEO」と聞くと、難しい専門用語だと感じてしまいがちです。
しかし、しっかりポイントを押さえれば
意識しすぎずにいい記事を書くことができます。
また、SEOには「これが正解だ」と言うものありません。
SEO記事が書けたからといって満足せず、
頻繁にリサーチするなどしてSEOの勉強を行いましょう。