本日は、みなさんにおすすめしたいミニマリズムという考え方を紹介したいと思います。誰しも一度は、ミニマリズム、ミニマリストという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?ミニマリズム、ミニマリストという言葉を聞くと、単にものを減らすことだけが連想されますが、それ以上のメリットがあります。今回は、そのようなメリットを体系的に説明していきたいと思います。
ミニマリズムのメリット
大切なものが明確になる
不安要素が減る
CPUの機能が向上する
大切なものが明確になる
第一に挙げられるミニマリズムのメリットは、大切なものが明確になるということです。あれこれと蓄えてしまう癖を身につけてしまうと、「あればあるほどいい」といった考えが、定着してしまい、本当に大切な何かを見失ってしまいます。「自分の大切なものは、これなんだ」「自分の周りに置いてあるこれが本当に大事なものなんだ」と胸を張って言える状態にしましょう。
不安要素が減る
突然ですが、管理しきれなかったことによる不安を感じたことは、ありますか?話が、少し抽象的ですね。具体例をもとに考えてみましょう。多くのサービスに会員登録をしている様子を想像してみてください。サービスに応じて、ログインIDやニックネーム、パスワードは、異なっており、脳がパンクしてしまいそうな程です。この時に、ログインできなかったことで、乗っ取られてしまったのではないかという不安要素が生じます。他にも、物が多過ぎたために、書類を管理できず、個人情報に関する資料をなくしてしまったとすれば、それは、管理しきれなかったことによる不安となります。物が少なくなれば、当然ものを管理しやすくなるわけで、そうすれば、不安要素も少なくなりますよね。
CPUの機能が向上する
高校の定期試験のことを想像してみてください。この日は、数学のテストで、課題提出の締切日となっていました。しかし、あなたは、課題を家に置いてきてしまいました。あなたは、このままテストを受けます。さて、本当の力を出し切ることは、できるでしょうか。おそらく、大半の人は、課題を忘れてしまったことが、頭によぎり、先生に怒られてしまうのではないか、といった不安に苛まれるでしょう。何を申し上げたいのかというと、頭に溜め込まれた不安というのは、あなた自身のパフォーマンスを著しく下げてしまう可能性があるということです。不安なことがあれば、あるほど、意識がそちらに向かってしまい、本来のタスクに集中できず、パフォーマンスが低下してしまいます。一つ上のパラグラフで、物が減るほど、不安要素が減ることを指摘しました。すると、パフォーマンスが向上するのはいうまでもないですよね。
続いて、ものを減らす基準について説明していきたいと思います。
ミニマリズムを取り入れるにあたっての基準
ここ1年間で使用したか
シェアで補うことができないか
ここ1年で使用したか
ここ一年で使用していなければ、おそらく不要な物です。特に思い入れがなければ、メルカリに出品したり、中古ショップに持っていたったりしましょう。
シェアで補うことはできないか
情報技術の発達により、いよいよものをシェアする時代になってきました。車からモバイルバッテリー、自転車、傘までシェアされています。これらのサービスを活用することは、大変ミニマリズムに役立ちます。例えば、年に数回しか車に乗っていなかったとしたら、車を手放し、レンタカーを活用することは、大変効果的です。また、プリンターの活用頻度が、少なければ、コンビニの印刷機で代用することもかなり理にかなっています。物の必要性を吟味する時は、是非、シェアすることができるか、できないか、という視点を追加してみてください。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。今回の文章が、少しでもみなさんの役に立つことができたら嬉しいです。