英語の基本5文型+2つの文型を解説

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 高校生になって,一番最初に扱われる英語の単元が,文型ですよね.
英語の文型自体が少し,抽象的な概念で,「なぜ,このような構造を学ばなくては,いけないのだろう.」と思っている方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか.しかし,英語の文系を理解しておくことは,英文を構造的に訳し,意味を理解するのにも大きく役立ちます.特に,英文を日本語に訳す問題では,大きく役立つことでしょう.英文を理解していく上で,そんな基礎となる単元が,文型です.今回は,英語の文型について例文を活用しながら解説していきたいと思います.
 高校生で,文型について復習したい,中学生で,文型とは何かを知りたい,学生時代に学んだ文型をもう一度復習したい.そのような方々は,ぜひ,読み進めてみてください.それでは,早速,解説を始めていきたいと思います.

💡 英語の文は,基本下記の5つの文型+2に分類される.

第1文型:S + VまたはS + V+副詞
例:
I walk. (私は歩く)
She smiles. (彼女は微笑む)
I walk in the park. (私は公園の中を歩く)

第2文型:S + V + CまたはS + V+C+副詞
💡 S=C
💡99%以上Vは〜ですという意味のbe動詞
例:
I am happy. (私は幸せだ)
I am happy now. (私は今幸せだ)

第3文型:S + V + OまたはS + V+O+副詞
💡O(オウ)は,〜をと訳す
例:
I read books. (私は本を読む)
She eats apples. (彼女はリンゴを食べる)
I read books everyday. (私は毎日,本を読む)

第4文型:S + V + O (人)+ O(物)
💡Sは人にものをVする風に訳す
例:
I will give you a pen. (私はあなたにペンをあげるでしょう)

第5文型:S + V + O + C
💡SはOがCするのをVする風に訳す
例:
I will make you happy. (私は,あなたを幸せにするでしょう)
直訳 私は,あなたが幸せになることをさせる
makeというのは,させるという意味の使役動詞
I hear her sing. (私は彼女が歌うのを聞く)
直訳 私は,彼女が歌うのをきく
hearというのは,聞くという意味の知覚同士
第5文型は,Vに使役動詞もしくは知覚動詞しかとらない

使役動詞,知覚同士の種類とニュアンス
使役動詞 make 強制
使役動詞 let 許可〜しても良い
使役動詞 have 頼んでしてもらう
知覚動詞 see みる
知覚動詞 hear きく
知覚動詞 feel 感じる

SVOto不定詞という文型:S + V + O + TO不定詞
💡SはOがto不定詞するのをVする風に訳す.
💡第5文型:SVOCの Cがto不定詞になったイメージ
例:
I want you to go to school. (私はあなたに学校に行ってほしい)
直訳 私はあなたが学校に行くことを欲する

there is/there areという文型
💡がある.がいる.というように訳す
例:
there is a pen on the table. (机の上にペンがある)
もともとは,A pen is there on the table. (ペンは,つまりそこに机の上にある)という文だった.それが倒置になって,there is a pen on the table.となった.
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