トラウマが治りを邪魔する

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先日、クライアント様が来訪されヒーリングの依頼があって、ヒーリングをさせていただく機会がありました。
症状はぎっくり腰でした。小さいお子さんがいて、おんぶや抱っこやらで、一緒に遊ぶことも多く、疲労がたまって痛めたとおっしゃっていました。 2回ほどヒーリングを行いました。1回目では、肉体からチャクラまでを通常通りの方法でヒーリングさせていただきましたが、その後の経過をみると、治療したときは少し良くなったように思いましたが、次の日には痛みがぶり返してきたそうです。

これは参った、と思い、2回目は思い切って今までとは全く違ったアプローチをすることにしました。肉体は完全に無視してエネルギーと向き合うことを選択してみたのです。
それは、クライアントのトラウマにアプローチし、とことんそのエネルギーに向き合ってセッションを終えるということでした。少しチャレンジングなことでしたが、思い切ってやってよかったと思っています。

今までとはアプローチが違うので、何かしら変化が出ることを願っていました。すると、嘘のように症状が改善して、依頼された本人もビックリしてメールまでいただく結果となったのです。
この結果を受けて、改めてエネルギー治療の奥深さを感じましたし、またトラウマが身体に対して相当な影響を及ぼすことを学びました。

誰でも、思い出したくもないつらい経験というものが一つや二つはあるはずです。
そのこころの傷がエネルギーの傷として記憶されています。 それは見ることも触れることも拒むものかもしれませんが、そのエネルギーは出口を探して体中を駆け巡っているのでしょう。
つらくて思い出したくもない経験なのですが、 それをいつまでもネガティブな経験にしていては、いつまでたっても魂の成長は望めません。 どんな経験でも自分に起きた経験は必要としてそこにあらわれ、成長を待ち望んでいるのでしょう。

魂のメッセージは、身体症状となって、持ち主にわかってほしくてメッセージを送り続けています。それを受け取ることで、身体にあらわれている症状は意味のないものになって消えていくのです。
そんな過去のトラウマに触れたクライアントの表情は、前回に比べものにならないくらいすがすがしいものでした。

もし治りの悪い身体の問題があるとしたら、自分の過去を振り返ってみましょう。ネガティブなまま過去のエネルギーを引きずっている可能性があります。


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