死後の四十九日(事故で亡くなった方の霊視)

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朝、弟子(女)からLINE。

『知り合いの弟が事故で亡くなったので見て欲しい。亡くなってから私の夢にも明るい感じで現れるようになった…』

と。

亡くなった方の霊視は気が進まんぞ。
家族に頼まれたのか?そうじゃないのならありがた迷惑だぞ。

そう念を押したうえで視てあげた。

霊視は霊能力者にもよるが私は名前と年齢だけで見れる。

三回ほど霊視してイメージを鮮明にしてみたが三回ともはっきり見えた。

見えた感じは苦しさ、痛さ、暗さがなく、亡くなった意識があまりない。

きっとほぼ即死で意識がそのまま肉体から離れたからだろう。

まだ四十九日を過ぎていないので亡くなった本人の魂は現世にいる。

今自分が居る普段と違う環境にもしかして死んだのかも…という受け入れがたい事実と、まだ生き返れるかもという希望が交錯している感じ。

遺族へのイメージはあるがハッキリ死んだという意識が無いから伝えたいイメージも普段の会話レベルの明るい感じでしかない。

今後四十九日を過ぎたあたりで天国に召され、初めて死を認識し、後悔と覚悟を感じる。

本人のイメージがあまり悲しさがなく、寂しさはあるが元々明るい性格だったんだろう。

今はまだ現世に魂がいるので親しい人の夢や意識に明るい感じで現れて自分のつらくない思いを伝えている。

弟子の夢にも明るい感じで連日出てきたそうだ。

後日改めて霊視をしてみたが終始明るさが感じられ、死を行け入れて天国に行く…そんなイメージだった。

弟子は朝っぱらから霊視を依頼してきたのに霊視結果のLINEが既読にならない。
早く既読しろよ。
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