発達障害は環境次第で輝ける

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コラム
発達障害を持っていると、日常生活や仕事で失敗体験やコミュニケ―ションがうまくいかないでとにかく辛いと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も仕事で失敗体験が多く、毎日大変な思いをしています。
新しく配属された部署では前の部署よりも業務量が多く、上長も報告書の細かいミスや数字にはとても厳しい人です。
私は集中力や注意力を維持することが困難なADHDの特性があるので薬を服用しながら仕事をしています。
それでも、毎日書類の誤字や脱字、連絡漏れやスケジュール管理の不備を上司に指摘を受け続けている日々です。私が現在就いている仕事では、私のADHDの短所と言える特性が発揮されすぎます。
不得意な所が他の人よりも大きいが故に私のミスが目立ってしまっているような状況です。
現在の私の仕事をしている環境と同僚たちとの関係を振り返って、発達凸凹の人が過ごしやすい職場や仕事とはどのようなものなのかを考えてみました。

今の働く環境が合わないのであれば環境を変えることを変える選択肢を

上の例でも紹介しましたが、私は仕事ではADHDの短所の部分が目立ってしまい、失敗を繰り返す経験がありました。

「お前、何度も注意しただろ。
なんで1回言った間違いを何度も繰り返すんだ。
なめてんだろ!!!」
「本当にこの仕事続けるつもりなの?
お前の適応障害が治ったから復職したんじゃないの?
こんなに仕事で失敗してるのってまだ精神的に不安定だからじゃないの?
ちゃんと治してから仕事してくれよ。
今のお前がやってるのって職場側にとっては負担でしかないんだよ!」
短所の部分が目立ちすぎてしまって職場の人間からは誤解や偏見を受けながら仕事に行ってます。
自分では仕事でミスを繰り返す原因や集中できない原因は分かっています。ADHDへの理解がないだけでなく、職場の人間がミスに対する許容範囲がとても狭いです。ほんのちょっとのことで目くじらたてて責められます。これに耐え、我慢しながら出勤している状況です。ADHDでない人にとったらなんてことない作業なんだと思います。
発達障害の人間は、不得意が目立ってしまうけど、得意なこと、たくさんあるはずなんです。
私はたまたま今の仕事内容が合ってないだけ。部署が変わったらまた変わると思うのですが、部署異動は規則で5年後ぐらいです(T_T)
合わない環境で無理をし続け、働き続けることで受けるストレスはとても大きいです。
私は2年半前に適応障害になり、長期間休職していましたので合わない環境で我慢し続ける苦しみを1回経験しています。
不得意なことや短所が目立つ仕事ではなく、長所や興味を追求できる環境や仕事で働いた方が、生き生き、できます。家庭の事情を考慮しながら、環境を変える準備をしていくのがベストです。独身で頼れる実家があれば頼ることは全然『あり』です。

合わない環境で無理して頑張っていると自分の強みが分からなくなる

私は2年半の休職を経て復職して仕事をしてきました。
復職してから感じてきたのは、合わない環境で我慢して働き続けると「長所や得意なこと」を持っていても、上司から自分の欠点や短所ばかりを指摘され、自分がもっている武器(長所)を発揮できないということ!そして、自分が周囲と比べて劣っている人間、何度いっても改善できない甘えている人間だと錯覚してしまいます。
私は休職期間中にリワークに通い、本を読んだり、発達障害の当事者との交流を通じて自分の長所や特性を理解することができました。
ところが上司にミスや短所を指摘され、自分の長所がわからなくなりました。
川に住む魚を海につれていったらその魚はショックで死んでしまうそうです。⇨今、そんな感じ(T_T)。生きてますけど(笑)
発達凸凹も同じように合わない環境に身を置いていることがストレスになります。たとえ長所があったとしても短所のせいで環境に順応することができずにとても辛い思いをすることになります。

自分の好きなことや得意なことで勝負しよう

自分のいる職場がとても辛くても自分のことを悲観する必要はないです。たまたま自分に合っていないだけ。働く場所は探せばたくさんある!
仕事や人間関係でとても息苦しい、毎日辛いと思うのは「自分は苦手なことがあるのと同じくらい得意なこともたくさん持っているという裏返し」だと考え、前を向いていこうと思っています。前向きに考えられるようになったのもリワークに通い、本を読み、妻と毎日話し合い、と積み重ねてきた結果です。

自分を褒めよう

と自分を励ましたい!!
今、自分と同じような境遇で辛い気持ちを抱えて頑張って仕事をしている人と共感したいという思いがあってこのブログを書いています。
私と同じく短所ばかりが目立ってしまって自分のやりたいことや長所が分からなくなってしまっている人がいたらそれは「自分が弱い、劣っているのではなく、合わない環境でも頑張っているということ」なので自分のことを褒めてほしいと思っています。
今つらくても環境を変えれば必ず幸せになれると信じています。
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