名前も知らないおばあさん

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モラハラの元夫との結婚生活の中で、GReeeeNさんの曲に救われた話を
この前書いたんですけど、救われた話はもう一つありまして。
今日はその話をしてもいいでしょうか。

二人目を産んで1年ちょっとくらいの時
元夫はもちろん育児にあまり参加せず、週末の買い物にも
一緒に行ってくれることもなく、
フルタイムで働き、仕事から帰って育児・家事をこなし、
週末も朝から晩までほぼ一人で格闘していた頃でした。
(もちろん家事の内容はかなり手抜きしてましたよ)

スーパーに買い物に行って、下の子を抱っこしながら買い物して
(この子、ベビーカーとかカート嫌いだったから大変だった)
外に出て車まで歩くのが疲れてしまって、外にあったベンチに
ちょっと休もうと座っていました。
すると優しそうな笑顔のおばあさんがうちの子を見て
「かわいいねぇ」って話しかけてきたんです。
「ありがとうございます」と言うとおばあさんが
「今はね、とても大変だと思うけど、私くらいになるとね
子供が小さかったあの頃幸せだったなって思うの。
あなたもきっとそう思う時がくるわよ。
大変かもしれないけど、この時を楽しんでね」と
にこにこ手を握って話してくれました。

多分、わたし相当疲れ切った顔していたんでしょうね…
今って、そんなには知らない人に話しかけるとかないじゃないですか。
見も知らない私を心配して元気づけてくれたんだなぁって
ほっこりして。

でも、必要な時に必要な言葉を人に伝えることが何気なくできる
人ってすごいですよね。
そこから十何年おばあさんの笑顔と言葉をずっと覚えています。

今、この時を楽しもう。未来の私のために。

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