個人事業主でもプレスリリースを書く意味はあるのか?プレスリリースの有効な送り先

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先日、Kindleで『ブログ初心者でも簡単に被リンクを増やせるプレスリリース入門ガイド: ブロガー・サイト運営者のための基本SEOテクニック』という本を出版して以来、事業者の方からプレスリリースの効果についてご相談をいただくことが増えました。

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最近では、PR TIMESやValuepressといった、プレスリリースの配信サイトも増えてきたため、事業主の方の関心が高まっているのも背景にあるようです。

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1回あたりのプレスリリースの配信予算はだいたい1.5万円~5万程度。

決して安い金額ではありませんが、新店舗オープンや新商品のリリースなど、気合を入れた告知をしたいときに"本当に有効であれば"払えない金額ではありません

ただ、「プレスリリースを流す=プレスリリース配信サイト」というイメージがついてしまうと、個人事業主レベルではもったいないこともあります。

では、個人事業主が効果的なプレスリリースを配信するなら、どこに配信すればいいのでしょうか?

ブロガーやインフルエンサーにプレスリリースをする

わたしがおすすめしたいのは、プレスリリースの原稿を作ったら、自分の事業に関連するブロガーやインフルエンサーにダイレクトメールを送ることです。

例えば、名古屋にカフェの新店舗を構えるのであれば、「名古屋情報通」など、名古屋の地域情報を発信しているメディアにコンタクトをするのも手です。

名古屋のグルメインスタグラマーにダイレクトメールを送るのもいいかもしれません。

今の時代、地域で有名なブロガーやインフルエンサーのほうが大手メディアより集客力を持つことは決して珍しくありません。

「プレスリリースを配信する」というと、お堅いイメージになるかもしれませんが、ブロガーやインフルエンサーへの営業活動だと思えば、どんな店舗でもやったほうがいいのです。

地域のブロガーやインフルエンサーが注目しているお店と分かれば、自然とメディアの取材依頼なども増えていきます。

個人事業主だと、コンセプトがハッキリするメリットも

また、個人事業主の方だと、「コンセプトやウリがハッキリする」のもプレスリリースを配信するメリットです。

1,000~2,000文字程度の原稿に自分のお店の情報を過不足なく、しかも取材したいぐらい魅力的に伝える資料が1つあるだけで、「自分のお店を自己紹介する」ときにとても便利。

ウェブサイトの作成依頼を出したり、ショップカードを作ってもらったり…そんなときにきちんと情報の書き込まれたプレスリリースの配信が1つあれば、それをベースに業者に作成依頼を出すことも簡単です。

プレスリリースはもちろん一番の目的は宣伝のため。

でも、自分のお店のコンセプトを"自分にも他人にもハッキリ伝える"ために作ってもよいのです。

プレスリリースは個人事業主にとって縁遠いもの…

そう思われがちですが、私は「個人事業主こそ発信しておくべきもの」だと考えています。

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