鳥さん健康診断 その1

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保護施設から引き取った鳥さん達のうち、二羽の健康診断に行ってきました。
人間の健康診断は大事ですが、愛玩動物の健康診断ももっと大事です。
人間以外の動物は、自分の命に差し迫った危機があっても、「辛い」「苦しい」という声を出さないし、身体に素振りも見せません。
通常自然世界で弱味を見せると言うことは、捕食動物に狙われると言う事ですから当然です。ですから愛玩動物に限って言えば、人間が責任を持って定期的に健康診断に連れて行く責任があります。
特に鳥さんは犬猫と生理がまるで違うので、専門医での健康診断を怠ってはいけません(生理の違いに付いては別途記事にします)。
さて、二羽とも病気は無く、基本的に健康であるということで、まずは一安心。再来週に残り一羽と、先住の文鳥も診て頂く予定です。

そして彼らに名前も付けました。
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セキセイインコの「ライ」です。写真の通り、肩と胸の毛引き症状があります。また、極度の人間嫌いがあり、警戒心も強い状態です。引き取られる前に相当何かストレスがあったのでしょう。
それ以外は病気らしい病気はないそうなので、彼の心に負担をかけぬよう、あまりベタベタせずに心のままに生きて貰いたいと思っています。
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コザクラインコの「ポポ」です。
ひたすら元気で人慣れもしており、里子に出された理由が分りません。ただ、人の指先を噛むのが楽しいらしく、噛み癖と思われたかも知れません。私個人としてはキツく噛んでいることは無いと感じるので、ポポとしては甘噛みだとは思います。
引き取ってきたとき、嘴が通常より伸長しているように思ったのですが、許容内とのこと。嘴のことから内臓系の病気を疑っていたのですが、今のところその兆候は無いと言う事だったので、念のために「低脂肪タイプ」のご飯にしていたものを、今夜から通常に戻す予定です。

鳥さん専門医は日本全国を見てもそれほど多くありません。犬猫と一緒にエキゾチックアニマルを診てくださる病院は多いですが、残念ながらそう言う場所では専門的な検診をして頂けないことが多いです。
鳥さんを飼育するにあたっては、近隣に鳥さんの専門医がいらっしゃるかも確認しましょう。
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