コンテンツの種は、あなた自身にある

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動画制作を始める際に、二の足を踏んでしまう一番の理由はなんだと思いますか?
YouTubeには魅力的な動画が溢れていて、特段目立った特技もない自分が動画を制作するなんて、端から無理だと諦めていませんか?

私自身、動画制作を生業としていますが、基本的にはクライアントから仕事を頂いていることがほとんどです。
そういった仕事は要望通りに作れられることが大前提となります。
そのため、ある程度クライアントとの信頼関係が構築されていないと、オリジナリティを出すことはできません。
むやみにオリジナリティを出すと、クライアントに迷惑がかかってしまいますからね。
このように、私は長年オリジナリティを出さないよう黒子に徹していたこともあって、私自身のコンテンツがなかなか出せずにいました。

今回は、そんな自身のコンテンツ制作に苦しんだ私がコンテンツを考える際に、どんなことを軸に考えているか解説していきます。

1. 学習と成長:

自分には何もない!と思っていたら、まずはここから考えてみましょう。
「今の自分」には何もなくても、興味のあるテーマに対して少しずつ学習を進めていくことで「未来の自分」には専門的な知識が身についている可能性があるということを。
そして、そのプロセスを共有することで、視聴者と一緒に学ぶ旅を楽しむコンテンツを作ることができます。
初めは、あまりにできない自分に絶望するかもしれません。それでも発信し続けましょう。色々言われるかもしれないし、何も反応がないかもしれません。
しかし、学習を続けることで確実に成長を実感することができますし、その頑張りを応援してくれる人が必ず現れます。
コンテンツはあくまで、自分の成長物語の副産物程度だと割り切ることができれば、あとは自分の成長を楽しむだけになるでしょう。

2. 初心者向けコンテンツ: 

自分自身が初心者として興味のあるテーマに触れ始める立場から、初心者向けのコンテンツを制作することも考えられます。まだ、専門的な知識がないことを活かして、初心者の視点からわかりやすく解説する動画を作成することができます。
ただし、このコンテンツを考える際に注意してほしいことが、決して自分で線引をしないことです。こんなこと誰でも知っているのではないかとは思わずに、自分のような初心者のために些細なことでも解説していってみましょう。

3. エンターテイメント要素の追加: 

興味があるテーマに関連する面白いエピソードやエンターテイメント要素を組み込むことで、視聴者の興味を引くことができます。知識だけでなく、エンターテイメント性も大事にしましょう。
とはいえ、動画制作を初めたばかりだとできることは限られてきます。
まずは一つのテーマで制作してみて、制作にもなれたあたりで考えるようにしましょう。初めから手の込んだものを考えてしまうと、継続することが難しくなってしまうからです。
まずは自分が楽しく、継続できる内容に注力しましょう。

4.専門家のインタビューやコラボレーション:

興味のあるテーマに詳しい専門家とコラボレーションすることで、専門的な情報を提供しつつ、視聴者に魅力的なコンテンツを届けることができます。
これについては、難易度は非常に高いのですが、始めることができれば非常に魅力的なコンテンツになることは間違い有りません。
実際、専門家の知識というのは一般の人に対して広く発信されていないことが多くあります。
例えば、大学や研究所などで発表されている論文などは最前線の知識なのですが、一般の人はそれを知る機会はあまりありません。
昨今では、そういった論文を要約して発信している方も見受けられますが、まだまだ知られていなことのほうが多くあります。
全くの無名の自分から突然専門家に連絡しても、門前払いにあう可能性は高いのですが、熱意があれば挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。

5. ユニークな視点の探求: 

興味があるテーマを別の視点から探求することで、新しいアングルからのコンテンツを提供することができます。自分の個性やアイデアを取り入れて、独自のコンテンツを作り出すことが大切です。
誰もやっていないから新しい、というわけではありません。その視点からみたテーマが本当に視聴者に向けて作られているのかを常に考えるようにしましょう。

まとめ:

大切なのは、自分が本当に興味を持っていることを大切にし、その興味をもとに視聴者に価値を提供する方法を見つけることです。専門的な知識がないからこそ、初心者の視点や成長の過程を通じて視聴者と共感を深めることができるかもしれません。
この成長で得られる視聴者や共感というのは、今後も自分のコンテンツ作りの糧になるでしょう。
臆せず、発信し続けることは勿論のこと、自分の好きなことを押し付けるのではなく、共感してもらえるように視聴者に寄り添ったコンテンツを目指していきましょう。
ただ、視聴者に寄り添いすぎないように、自分も大事にしながらコンテンツ制作を楽しんでいきましょう。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
動画についてお困りごとありましたら、いつでもご相談ください。

それでは、また次回お会いしましょう。


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