自閉っ子をぐんぐん伸ばす10のこと ⑥凹みと到達点へのジャンプ

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コラム
 自閉っ子のお勉強は定型発達の学習方法がしばしば合わないことがあるかもしれません。それは極端にやりたいことと極端にやりたくないことが本人の中にあるからです。
 やりたそうなことがあれば、今の位置、いわゆる一般的な尺度で見たレベル、は、取り払って考えて、どんどんさせてしまって大丈夫です。時には驚くべき成果をあげることがあるでしょう。
 やりたくなさそうだけど、必要になってくるであろうこと(時計を読む、おつりの計算、指示を理解する、など)は、スモールステップで、ひとつひとついっしょに、体験していくとよいでしょう。その際も決して無理をせず、⑤でも書きましたが、受け入れられずつらそうなら、すぐに撤収することが大切です。ここで無理をしてしまうと、取り組み自体を嫌がるようになり、嫌いになってしまうかもしれません。引き際と押して大丈夫な時を見極めて、この極端な対応法の精度を上げていくと楽しく勉強するようになり、実力になっていくでしょう。
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