奨学金

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コラム
日本学生支援機構の奨学金は給付型と貸与型第一種(無利子)・第二種(有利子)があります。第二種の利率は固定方式とおおむね5年ごとの見直し方式から選択できます。

進学前の予約採用は、高等学校等から申込をします
(高卒認定試験合格者・合格見込み者は直接日本学生支援機構へ)

生計維持者の失職や災害などにより家計が急変した場合には、随時学校を通して申し込むことができますが、事由発生後3か月以内の申し込みが必要です。

給付型は返済不要です。世帯収入や資産の要件、また評定平均値が5段階で3.5以上であるなどの学力基準が設けられています。

給付型の対象になれば、入学金や授業料の減額等もセットで受けることができ(各大学等に要確認)、貸与型との併用も可能です(第一種は調整があり受けられない場合もあります)。

給付額は国公立か私立か、自宅通学か自宅外通学か、また家族構成や世帯の所得により定められています。

貸与型にも学力基準・家計基準があります。
毎月一定額を受けられ(第一種は国公立か私立か等により2~6.4万円、第二種は2~12万円(いずれも大学院は異なります))、対象になれば入学時特別増額貸与奨学金(最大50万円)を上乗せできます(利率が上がります)。

貸与型は、返済が必要です。連帯保証人と保証人を立てるか、もしくは保証機関の保証を受けることになり、機関保証の場合は毎月の貸与額から保証料が差し引かれて振込まれます。

第一種奨学金は、毎月一定額を返還する「定額返還方式」と前年の所得に応じて返還月額が決定する「所得連動返還方式」から選択できます。

在学中は無利子ですが、貸与終了の翌月から利子が発生(第二種)、卒業後7か月目から返済が始まります。

返済期間は最長20年ですが、
災害や失業などにより返済が困難な場合には返済を猶予してもらえる制度もあります。

延滞すると他の人に迷惑がかかるだけでなく、延滞情報が個人信用情報機関に登録されると、クレジットカードや住宅ローン等を利用したいときに制限されることもあるので、返済が難しい状況に陥った時には早めに日本学生支援機構へ相談してください。

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