家族関係の仕事は大事業である!

記事
コラム
「 家族関係の仕事は大事業である!」

これは、心理学者である河合 隼雄先生の著書
 「心の処方箋」
にある言葉。

「家族関係のことよりも、
仕事や社会的なことの方が大変だ」
という思い込みがあるが、
実は、家族関係のことの方が
仕事や社会的なことよりも大変で
『大事業』なのではないか
というようなお話。


私は十数年前、
家族関係に苦しさを感じていた時に
 この文章を読み、
まさに
「ハッ」
とした。

そして同じ時期
合気道の師範が
「真剣は抜いてはいけないんだぞ!」
というお話をされた。

「真剣を抜くのは、相手を死に至らしめる時
むやみやたらに抜いてはいけない」

「皆、日常生活の中で、
よかれと思って、自分が正しいと思って
真剣を抜き過ぎだ」

というお話をされた。
た、確かに・・・


「 家族関係の仕事は大事業である!」
 「真剣は抜いてはいけない!」

私は、この二つの言葉のお蔭で

「はぁーーーーー!
 私は、『大事業』である 家族関係において
『真剣』を抜きまくっていたな!
そりゃぁ、うまくいかなくて当然だ。
 傷ついて当たり前だ!」
と、腑に落ちた。


私は正しいはずなのに
 こんなにがんばっているのに


という思い込みがあると、
 苦しくなっていくよね。
そして、それでうまくいかないと、

つらくなったり、
 時には、絶望感を味わうこともある。

でもそれが、
(大切な取引相手と思って接しなければいけない)
『大事業』において、
真剣を抜いていたから起こったこと、
だとわかると、

私には、

改めるべき 在り方 がある
改善できるポイントがある
まだ、試せるやり方がある!
まだ、やれることがある!

という希望になった。


そんな気付きや、
コツコツとしたセルフケアのお蔭で、
あの頃と比べると、家族関係は楽になっている。


必要な言葉や人・物には、
ちゃんと出会えるようになっているな~
と感じた出来事のひとつだった。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す