自動車用語その②

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その①を書いた時「メンテナンスに関わる部品も含めると無数に出てくる」とちょっと大げさに書いてしまいましたので今回はメンテナンス関連の用語を中心に書いていこうと思います。

エンジンオイル
言わずと知れた代表的なメンテナンス用品です。
省燃費車用、ターボエンジン車用、ハイブリッド車用、軽自動車用・・・メーカーも種類も沢山ありすぎて自分ももう結構前からついていけてません(笑)
どのオイルが良いのか議論はオイル専門家に任せますが、とりあえず純正指定のオイルをこまめに変えておけば変な事は起こらないと思います。
エンジンの事を気にかけるのであれば3000km毎の交換を。
それだとちょっと手間が・・・という場合は5000km~10000kmあたりで。

オイルフィルター
オイルエレメントとも呼ばれます。
オイルラインの途中に付いていてエンジンオイル中の汚れや不純物を取り除いています。
交換の目安はオイル交換2回に1回。
純正品もしくは純正同等品で十分です(笑)

LLC
ロング・ライフ・クーラントの略です。
「クーラント液」「冷却水」とも呼ばれ、エンジン各部を循環して熱を奪い、エンジンを冷やす役割をしています。
エンジンルームの手前に色のついた液体が入ったタンクがあればそれがLLCです。メーカーによってなぜか色が違います。
交換時期の目安はメーカーによって違いますがおよそ2~3年。
LLCの中でも「スーパーLLC」等の名称で呼ばれる耐久性の高いものがあり、それは7~8年です。
度重なる循環で意外と汚れが溜まるのでたまには気にしてみてください。

ATF
オートマチックトランスミッションフルードの略で、ミッションフルードと呼ぶ人もいます。
車種によりますが交換時期は10万kmあたりで設定されている車が多いと思います。
ですが変えるってイメージがあまり定着していないのが正直なところで、乗ってる間ずっと無交換ってこともよくあります。
昔は定期的に交換しないとオートマが壊れたりしたんですが、最近はオートマの性能や耐久性も上がったので、フィーリングが悪くなることはありますが壊れていきなり走らなくなることはあまりないかと・・・。
ちなみに、信憑性は定かではないですが、長らく交換されていない場合は変えないほうが良いとも。
アタリが付いたところで新油に変えるとこびりついていた汚れが浮いてオートマ内の流路に詰まり、異常を起こすと言われています。

CVTF
最近の車に多く採用されてきているCVT(無段変速機)用のオイルです。
ATFよりもシビアです。
自分もまだ勉強中なので多くは語れないのが申し訳ないですが、こればっかりはメーカーの指示に従い、変に社外品を入れたりしないほうが良いと思います。

ブレーキフルード
車のブレーキは油圧の仕組みを使って作動させています。
そのブレーキラインに充填されているオイルです。
目安は2年毎の交換ですが、ブレーキを酷使するような走り方(スポーツ走行)が多い方は1年毎でも全然いいと思います。

パワステフルード
パワーステアリングも実は油圧で作動しています。
劣化するというイメージが付きにくいですが、据え切りや切り返しで意外とフルードには圧縮等の負荷がかかっています。
これも交換の目安は2年毎。
ちなみにパワステ機構が電動の場合はそもそもフルード自体が入ってませんので交換を気にする必要はありません。

エアクリーナーエレメント
エアフィルターと呼んだりエアクリーナーと呼んだりエアエレメントと呼ばれたりいろいろです。
エンジンが吸い込む空気の不純物を取り除いてエンジン内に異物が入るのを防いでいます。マスクみたいなものです。
交換時期はこれもメーカーによってまちまちですが、走る環境下によっても汚れ具合に結構差があるので、走行距離よりも目視点検して汚れたり明らかに目詰まりしているようなら交換でOKです。
車種によっては結構外しにくい所に付いているので、交換を検討する際はまず外して見せてもらうことをお勧めします。

こんなところでしょうか。
たった一回の交換をサボっただけで痛い出費につながるものもあります。
燃費に直結するものもあります。
コツは「高いモノでなくても良い(純正品もしくは同等品で十分)のでこまめに交換する事」です。
安すぎるモノはかえって痛めますのでご注意を・・・!
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