基本を覚えたらルールを 破ることも必要

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ビジネス・マーケティング
「守破離」とは、修業の過程で理想的な師匠と弟子の関係
を示す概念です。これはトレーディングスキルの向上にも
適用可能であり、非常に有益なアプローチと言えます。

守:まずはルールを「守る」ことから始めます。
これは、模倣からスタートすることを意味します。
重要なのは、高い期待値を持つルールを見つけることです。
効果のない方法を真似ても進歩は望めません。

高い期待値のルールを模倣することで、勝つための方法や敗北の
パターンを学び、トレーディングの基本を身につけることができます。

これは、ルールが高い期待値を有するために可能となります。
基礎を学びながら勝利のテクニックも掌握できますが、
トレーディングを始めたばかりの時は、高期待値のルール
を模倣することが向上に繋がるとは感じないかもしれません。

この記事がその点でのガイドになれば幸いです。
まずは模倣から始め、その後「破」の段階へと進んでください。
模倣により、基本が無意識に身に付きます。

破:既存の枠組みを「破り」新しい方法を探求する段階です。
基礎を習得し、トレードの経験を積んだ後、意図的に
そのルールから逸脱してみることが重要です。
この段階が成長において非常に重要だと私は考えます。

例えば、1分足スキャルピングの技法のみを知っている場合、
その知識の範囲内で市場と対峙することになりますが、
それだけでは視野が狭くなります。

そのため、さまざまな手法を試してみることをお勧めします。
また、ルールを逸脱して、例えば順張りのみを行う時期
を設けることも良いでしょう。

そうすることで、逆張りと順張りの利点および欠点を
早い段階で理解できます。
そして、その後で逆張りに戻ったり、順張りに完全に移行
したりすることが可能になります。この段階で他の手法に
楽しさを感じ始めるでしょう。

基礎がしっかりと身についていれば、多様なトレーディング手法
を駆使できるようになります。
しかし、「破る」とは言え、意義を持ってルールから
逸脱することが重要です。

高い期待値を持つ方法を学んだ上での「破り」には価値があります。
単にいくつか試してみた程度で他の手法に移行することは、
真の「破り」ではありません。
この点については誤解のないよう注意しましょう。

離:独自の手法へと「離れ」ていく過程です。
この段階に達すると、トレーダーとしてのスキルは
最上級レベルにあります。最初は定められたルールに従い、
技術の基盤を築きます。

その後、意図的に基本的な枠組みから外れ、自らの方法を模索し、
発見するのです。私自身の例のように、完全にオリジナルな手法
を開発することも可能です。

自分自身で構築した手法を用いることで、負けたとしても
その理由を納得し、敗北から学び、さらに改善する
動機付けになります。少々大げさに聞こえるかもしれませんが、
他人の手法は結局のところ他人のものであり、自分自身のものとは
全く異なるものです。自分で創り出したものに対しては、
常に改善しようという意欲がわきます。

単に1分足スキャルピング手法を継続するのではなく、
自分だけの手法を築き上げてください。

このブログがトレードの基礎を学ぶ際の参考になれば幸いです。
ただ真似をするだけでは成長はありません。
最終的には、手法は自分自身で創り出すものです。

「スキャルピング・アンリミテッド」は、市場の構造を利用した手法
を紹介し説明していますので、基礎を築くのに最適です。

「スキャルピング・アンリミテッド」を出発点として、
上位5%の勝ち組を目指してください。

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