FX相場に立ち向かう!坂本龍馬はなぜ海援隊をつくったのか。

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ビジネス・マーケティング
FX取引を始める前に、もう一度深く考えてほしいことがあります。
なぜあなたはFX市場に挑むのでしょうか。

FX市場は24時間開いており、仕事の後でも取引が可能です。
この柔軟性が魅力的なのかもしれません。

また、レバレッジを利用することで、小額の資金でも
取引を開始できる点も魅力の一つでしょう。

さらに、一部の人にとっては、緊張感あふれる市場での取引を通じて、
生きがいを見出しているかもしれません。
人それぞれ異なる動機があるかもしれませんが、
もっと根深い理由が存在する可能性があります。
ここで、あるエピソードを紹介しましょう。

例えば、幕末の志士である坂本龍馬は、
日本初の株式会社である「亀山社中」を設立しました。
この事業の目的の一つには「投機」が含まれていました。

彼は投機を通じて資金を増やし、日本の明るい未来に
役立てることを意図していたと言われています。

また、大蔵大臣や日本銀行総裁などを務めた渋沢栄一も、
事業の資金を作るために投資に励んでいましたし、
内閣総理大臣を務め、早稲田大学の創立者でもある
大隈重信も政治活動資金を得るために投資に熱心だったと
伝えられています。

このような事例は、有名無名を問わず数えきれないほど存在します。
明治・大正時代の相場師の中には、例えば米国との戦争中に
米価が高騰し、一般市民の生活が苦しくなった際、「民を救う」
という理念の下、米相場で売りに回り、高騰する米価を下げた人が
いました。

また、日露戦争時には、逆に米価が暴落し、
困窮する家庭を助けるため、米相場で買いに回り、
米価を上げる相場師もいたとされています。

皆さんに大義や義侠心を持つことを強いるわけではありませんが、
FXを通じて実現したい目標や夢は何でしょうか。
この点について、再度考えてみてほしいと思います。

市場には取引量の多い価格帯と少ない価格帯が存在します。
これを分析することで、「滞留している価格帯」、
つまり売り手も買い手も多く存在する価格帯を
見つけることができます。この価格帯をどの方向に抜けるか
を注目して観察することが重要です。

市場が大きく動く時は、それまで拮抗していた
需要と供給のバランスが大きく崩れた時です。

もし買い手が1人しかおらず、売り手が100人いた場合、
レートは下降します。需要と供給のバランスがどこで
崩れるかを示すのが、マーケットプロファイルの役割です。

中長期的な視点でも、基本的には同じ原則が適用されます。
通常、マクロ経済分析を基にしている長期投資家であっても、
ある特定のポイントに達すると、ポジションを変更せざる
を得なくなります。

この時点で、長期的な需要と供給のバランスが崩れ、
市場は大きく動き出すことになります。

バランスがどこで崩れるかを見極めることが、
投資戦略の核心となります。


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