「心と体の健康入門⑬」~「ストレス・フリー」から「自然治癒力」増強へ~

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(5)「誰かのため、何かのために生きる」人は不思議とうまくいく

①突き詰めれば、最後に残るのは「努力」を超えた「運」である

天命思想~「運命」「宿命」「天命」の三段階を「看命」「知命」「立命」の三段階で認識・把握・実現していきます。
①「運命」=後天的要素。人生行路及び家庭環境が原因的要素となり、可変的です。
②「宿命」=先天的要素。遺伝要因や家庭環境が原因的要素となり、不変的です。
③「天命」=天が与えた使命(ミッション)です。「自分はこのために生まれて来た」という自己の存在の本質に関わる部分です。
④「看命」=自己の運命・宿命を見抜くことです。「運命方程式」や「ライフサイクル理論」が必要となります。
⑤「知命」=自己の天命を知ることです。孔子は50歳にして天命を知ったとされるので、50歳を知命とも呼びます。
⑥「立命」=運命・宿命を見抜いて、悪しきを抑え、良きを伸ばして、自己実現を図ることです。さらには天命を知って、その成就を図ることです。

人間関係を劇的に変えていく2原則~実際に人間関係でひどい目に会い、傷つき、挫折した人は多くいますが、どんな大変な立場を通過した人でも、必ずといっていいほど人間関係を劇的に変えていく方法が「してもらってうれしかったことは+αして人にもしてあげる」+「されて悲しかったこと、してもらえなくて悲しかったことは絶対に人にしない」という2大原則です。運命学的に言えば、開運の原則と言ってもよいでしょう。
 傷ついた経験がある人ほど、人の優しさに敏感ですが、「あの時、自分の話をうんうんと聞いてくれてすごくうれしかった」とか、「この人だけが自分の良さを認めてくれた」といった体験を少なからず持っているものです。これは宝物と言ってもいいものですが、これをそのままにしていてはいけません。そうしてもらったうれしさ、ありがたさを分かっているわけですから、自分も他の人に対して同じようにしてあげるのです。しかも、自分なりの工夫として「+α」を加えていった上です。そして、逆に「あの時、こんなことをされて自分は本当に傷ついた」「こうして欲しかったのに誰もそうしてくれなかった」といった体験もたくさんあることでしょうが、これを絶対に人に向けてはいけません。「自分もこんな目にあったんだから、人にも」という発想は「復讐の心理」であり、復讐が復讐を呼んで繁殖していくことになります。
 ここで重要なことは「私が味わったような思いは私の所で終わらせる」「自分の所で悪い流れは断ち切る」という強い決意なのです。家族関係で悲惨な思いを味わった人も、友人関係で裏切られた人も、恋人関係で傷ついた人も、「この私(他の誰かではありません)を人間関係の転換点とする」と思い切れた時から、人間関係は変わり始めるのです。具体的にこの2原則を実行していくと、時間はかかりますが、人間関係は劇的に変わっていきます。誰かが自分を頼りにするようになり、誰かのために「必要とされる自分」に喜びを感じるようになった時、「うらみつらみ」や「くよくよ」からなかなか脱却できなかった段階を一つ超えたことを感じるでしょう。
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