キャリアコンサルタントって何?

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こちらの記事に興味を持って頂きありがとうございます。
キャリアコンサルタントプラスの渡邊です。

キャリアコンサルタント資格は、一応、職業能力開発法において国家資格と定められている資格なのですが、知名度は今一つな気がしますね。
正直、友人にも「何それ?」って言われるレベルです。

・キャリアコンサルタントってどんな仕事かわからない。
・転職相談する時に頼むものでしょ。
・どんな時に相談すればいいのかわからない。

こんな風に何となく知っているけど良く知らないキャリアコンサルタントについて今日は少しでもお伝えしていこうと思います。


キャリアコンサルタントのお仕事とは?

キャリアコンサルタントの仕事を一行で表すと、
「人生設計における悩みや課題に対する相談にのり、サポートする仕事」です。

「キャリアって仕事の事じゃないの?」
そんな風に捉える方も多いと思います。(私もそうでした。)
もちろん、間違いではありません。

「キャリア」の語源は車の轍(車輪の通った跡)の事なのですが、キャリアコンサルタントは「人がこれまで歩んできた人生の足跡」と捉えています。

その為、仕事の経歴も人生の一部分に含まれるという事ですが、もっと広い意味でキャリアを捉えているのがキャリアコンサルタントの特徴です。


キャリアコンサルタントへの相談内容

人生設計における悩みや課題に向き合うという事は必然的に相談内容は多岐に渡ります。

・やりたい事がみつからない
・今後の人生に不安を感じている(不安が言語化できない)
・婚活が上手くいかない
・転職するべきかしないべきか迷っている
・介護や家庭と仕事の両立で悩んでいる
・将来を見越した経済的な不安

婚活や経済的な問題等は何だか専門外みたいな気がしますし、実際に得意分野を定めているキャリアコンサルタントも居ますが、専門外の事についても対応可能です。

事項でも詳しくお伝えしますが、キャリアコンサルタントはコーチングを通して答えを提案するのではなく、自分自身で気付き探してもらうようにサポートを行います。

もちろん、話を伺う中で医療や法律等の専門知識が必要になると判断した場合は、安心できる専門家に繋ぐ等のサポートを行います。

昨今はネットで簡単に調べられる事もあり、選択肢が多すぎて安心できる業者を探すのも不安を感じる方も多いですから最初の一歩として活用してみるのも良いかもしれませんね。


キャリアコンサルタントの支援手法

キャリアコンサルタントの支援手法のメインはコーチングとなります。
ポイントは対話を通して自分自身で気付きを得てもらう事です。

正反対のアプローチはコンサルティングで、専門の知見をもった人が、課題の指摘や解決策の提案を行います。

アプローチとして一長一短がありますが、コーチングでは、積極的に具体策の提案は行わず、対話を通して自分で気付き、答えを探してもらえるように支援を行うのが特徴です。


次にアセスメントツールの使用も行います。
主に自己理解や自己分析を進める為のツールを使用し、能力やスキルを測るものや、価値観やパーソナリティを知るもの等、それぞれのツールに特性があります。
一般職業適性検査(GATB)やストレングスファインダー等が有名です。


そして、1人〜複数人で行うワークショップも使用します。
情報を論理的に整理するマインドマップや、あの大谷翔平も行っていたマンダラチャートを作成したり、専用ツールを使用するものもあれば、紙とペンだけで出来る簡単なものもあります。


上記の手法を複合的に活用し、相談者に気付きを得てもらい、最終的に自分の力で目標設定や具体的なアクションプランに落とし込んで頂く事を目指します。


まとめ

・キャリアコンサルタントは、仕事を含めた人生設計における悩みや課題に向き合う支援を行うお仕事

・仕事、家庭、人間関係等の幅広い相談に対応し、答えを提案せず、相談者自身が気付きを得るよう促す

・コーチング、アセスメントツール、ワークショップ等の様々な手法を使用し、相談者の支援を行う。

こちらを読んで頂き、少しでもキャリアコンサルタントに興味を持って頂けると嬉しく思います。
また、体験してみたい方はお試し相談等も用意がございますので遠慮なくご相談ください。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


キャリアコンサルタントプラス
渡邊 和真

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